東レ株式会社(本社:東京、社長:日覺 昭廣、以下「東レ」)は、東レが製造販売承認を取得し、鳥居薬品株式会社(本社:東京、社長:髙木 正一郎)が日本国内において販売中のそう痒症改善剤「レミッチ®カプセル2.5μg」(一般名:ナルフラフィン塩酸塩、以下「本剤」。提携:日本たばこ産業株式会社(本社:東京、社長:小泉 光臣))について、国内における腹膜透析患者におけるそう痒症(既存治療で効果不十分な場合に限る)(以下「新適応症」)を適応症とした効能追加申請を本日2016年9月28日に行いましたので、お知らせします。
本剤は、東レが創製した選択的オピオイドκ(カッパ)受容体作動薬であり、血液透析患者(2009年承認)・慢性肝疾患患者(2015年承認)におけるそう痒症の改善(既存治療で効果不十分な場合に限る)(慢性肝疾患患者におけるそう痒症のプロモーション提携:大日本住友製薬株式会社(本社:大阪、社長:多田 正世))を効能・効果として販売しています。
3社は、本剤の新適応症の効能追加承認を取得することで、本剤が腹膜透析患者さんにおけるそう痒症治療の新たな選択肢として、患者さんの治療に大きく貢献できるものと期待しています。