5月17日、広東省深圳市(中国)にて世界最大のパソコンメーカーであるLenovo社によるサプライヤーカンファレンスが開催され、主要サプライヤー約520社と共に東レも招待を受け、代表してTICH社から複合材料事業部門の溝渕部門長と広州東麗国際商貿社(TIGT社)の劉部長が出席。また東レからもコンポジット事業第1部の田中部長と手計課長が参加しました。
カンファレンスでは、東レが納入する炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製筐体製品の安定品質が高評価を受け、日系企業として唯一「最高品質賞(Perfect Quality Award)」の受賞を果たし、東レグループを代表して溝渕部門長が、Lenovo社のGianfranco Lanci COOから記念の盾を受け取りました。
Lenovo社は2013年にパソコン世界台数シェア1位となり世界最大のパソコンメーカーとなった後、年々そのシェアを伸ばし続けています。同社の劉傑副社長の講演では、品質はLenovo社にとってもっとも重視すべき基盤であり、以後一層の品質強化を図っていく方針が示されました。
なお東レは2014、2015年とLenovo社の主力生産子会社である联宝(合肥)电子科技有限公司(LCFC社)から「技術創新賞(Technology Innovation Award)」を2年連続で受賞しています。今回はLenovo本社から初めての表彰であり、これは今後の対Lenovo社のビジネスにおける事業推進に大きな意義があります。
東レはこの受賞を励みに、今後も強みとする高品質を磨き、Lenovo社と共に成長を続けてまいります。
