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2016.06.22
ビッグボーン商事株式会社東レ株式会社
ビッグボーン商事株式会社(本社:広島県福山市、社長:内田隆之、以下「ビッグボーン商事」)と東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は、この度共同で、スウェーデン最大級のワーキングウェアアパレルであるAB.BLAKLADER(本社:スウェーデン王国スヴェンユンガ市、社長:ANDERS CARLSSON(アンダース カールソン)、以下「BLAKLADER社」)のグローバルブランド「ブラックラダー」を、国内で初めて展開します。 今回の取り組みでは、「ブラックラダー」ブランド製品における国内向けアイテムの企画、OEM生産および国内での販売に関するBLAKLADER社と東レのライセンス契約をベースに、東レとビッグボーン商事がサブライセンス契約を締結し、両社共同で展開します。 東レは、当ブランド製品の輸入および、東レグループの持つ軽量、ストレッチといった高機能素材を用いた国内向け製品の企画と、グローバルな縫製拠点を活用したOEM生産を行います。 また、ビッグボーン商事は、同社が持つ日本国内の強固な流通網によって、国内代理店やワークショップへの販売を担当します。 まず第一弾として、2016年秋冬シーズン向けに、「ブラックラダー」ブランドのインナーウェアや靴下、高視認ウェアの輸入販売を開始します。さらに第二弾として、2017年から、OEM生産によるオリジナルのワーキングウェアを品揃えに追加します。 これらの製品販売により、今回の企画の販売額は、上代換算ベースで初年度1億円、5年後に3億円への拡大を目指して参ります。 「ブラックラダー」ブランドのワーキングウェアは、様々な業種の仕事や働く環境を調査し、それぞれのワーキングシーンに合わせた作業時の利便性および快適性にこだわって設計されています。また同製品は、"ワーキングウェアはワーカーの身を守るツールである"をコンセプトとし、強度の高い素材や高視認性衣類の工業品規格ISO20471の元となったヨーロッパ規格EN471対応素材を早い段階から採用するなど、着用者の安全性も追求しています。またそれだけでなく、鮮やかな色彩とシンプルで機能性を重視したデザインが評価されているスウェーデンならではの優れた感性を備えたファッション性の高さも特長です。 ビッグボーン商事は、東レとともに長年にわたりワーキングウェアの高機能化に取り組んできました。近年は、サービス業やビルメンテナンス作業向け等に、働く女性を意識した機能性やデザイン性を高めたユニフォーム企画「SWW®」や、東レグループのグローバルな縫製オペレーションによる生産など、新たな取り組みも開始しています。この度、新たにBLAKLADER社との取り組みを立ち上げることで、人手不足が加速する建設業、日本の物作りを支える製造業向けにユーザーが満足を得ることのできる"働く人、第一主義"の理念に基づいた高付加価値なワーキングウェアの企画を立案、上市していきます また東レは、企業理念である「わたしたちは 新しい価値の創造を通じて 社会に貢献します」の下、社会を本質的に変えることのできる革新的な新素材の開発を進めてきました。加えて、原糸・原綿からテキスタイル、製品まで一貫の事業をグローバルに展開することで、様々なニーズに対してタイムリーに対応できる生産体制を構築しています。 今回、これら両社が共同で「ブラックラダー」ブランドの製品を国内展開することにより、高機能でファッション性の高いワーキングウェアを様々なシーンで提案し、快適で安全に働くことのできる社会の更なる発展に貢献していく所存です。 「ブラックラダー」ブランドの国内展開に関する詳細は下記の通りです。
左から ビッグボーン商事(株)・内田社長、AB.BLAKLADER・ANDERS CARLSSON社長、東レ(株)機能製品事業部・武田部長