高校生への体験学習講座を実施

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2016.05.24

東レ株式会社 滋賀事業場

 3月22日、京都大学主催の体験学習講座(ELCAS)参加者31人と、京都大学学生7人が、滋賀事業場に来場しました。ELCASでは、科学に興味を持つ高校生向けに、京都大学の研究室で実験・実習の場を提供しており、講座の一環として、企業見学の機会を設けています。
 まず、地球環境研究所の徳山所員から、東レの事業および水処理膜の研究内容などについて紹介しました。その中で、生徒たちに中空糸膜を用いて色水のろ過実験をしてもらいました。生徒たちは色水がろ過され透明な水に変化する様子を体験し、感嘆の声を上げていました。実験体験後には、色水以外もろ過してみたいので“トレビーノ"を買って実験したいと話している生徒もいました。
 次に、イノベーションプラザにおいて、極限追求により創出された当社製品について説明を行いました。生徒たちは、東レの素材が身近な製品に使用されていることに、大きな驚きを見せていました。
 最後に、東レリサーチセンターに場所を移し、同社担当者から業務について説明するとともに、最先端の分析機器の紹介をしました。
 引率の教員からは、「どの生徒も東レを見学できて興奮気味で、『次は炭素繊維などを製造する工場内も見学してみたい』といった声もあった」とのコメントを頂き、将来科学の道へ進む可能性を持った生徒たちにとって、貴重な機会になったと思います。