クールビズ対応商品企画「COOL AVENUE®」の展開について

東レ株式会社

　東レ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は、クールビズファッションに対応する商品企画「COOL AVENUE®(読み:クールアベニュー)」を、2016年春夏も引き続き展開します。5シーズン目となる今回は新たに、(株)三陽商会の「ザ・スコッチハウス」、(株)ワールドの「ザ・ショップ TK」がラインナップに加わり、お客様の嗜好や年代に応じて様々な機能・意匠を採り入れたアイテムが販売されます。
　2016年春夏向けの販売規模は、「COOL AVENUE®」企画商品を含むクールビズファッション全体で40万点、30億円(上代換算ベース)を見込みます。

　「COOL AVENUE®」は、当社が手がけるテキスタイル群の中でも、スポーツシーンで広く採用されている高機能素材や、ファッション性を備えた高快適性素材を活用し、暑い夏を快適に過ごすためのクールビズウェアとして、ジャケットやビジネスシャツ、スラックス、日傘などに展開する商品企画です。今春夏向けには、本企画に賛同いただいた6社((株)AOKI、オーロラ(株)、(株)三陽商会、(株)丸井、(株)レナウン、(株)ワールド)を通じて生産、販売を進めます。
　本企画で展開する商品は「COOL AVENUE®」のタグ(下げ札)や店頭表示物によるPRのほか、雑誌への広告掲載などのプロモーション活動を通じ、広く消費者に訴求を図ります。

　昨今定着してきたクールビズ用途では、高い機能性をもつ快適素材が次々に導入されています。今春夏シーズンは、近年のジャケット着用の増加に合わせ、スーツやセットアップスタイルで着こなせる、デザイン性と機能性を両立させたクールビズスタイルがさらに広がると考えます。当社は今季、ジャケット、パンツ、ベスト、シャツといったトータルコーディネートを楽しめるアイテムの充実を図り、生地の外観や風合いにこだわるとともに、ビジネスシーンはもちろん、カジュアルにも適した色やプリント柄のバリエーションをご用意しました。
　また、夏のマストアイテムとして徐々に普及が進む紳士用日傘は、細部のデザインバリエーションを増やし、よりファッション性を高めた製品を展開します。各アイテムは、高通気性、吸水・速乾性、撥水・防汚性、遮光・遮熱性、UVカットなど、夏の暑さをやわらげ、涼しく過ごせる機能のほか、防透け性、ストレッチ性、軽量など着用快適性をもたらす様々な機能も素材毎に設計しています。さらに、家庭洗濯が可能かつ、特徴ある素材感とファッション性を併せ持つ、合繊素材ならではのビジネスアイテムをご提案します。

　東レは中期経営課題"プロジェクト AP-G 2016"において、「グリーンイノベーション事業拡大(GR)プロジェクト」を推進しており、地球温暖化など地球規模の環境問題の解決に貢献する事業に積極的に取り組んでいます。今後も高機能・高付加価値素材の開発を進め、お客様のニーズに応える新商品の提供と安定供給を実現して参ります。
　なお、今春夏向け商品企画「COOL AVENUE®」の詳細は下記の通りです。