「安全考動」を実施した1年間の成果

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2016.02.12

【アメリカ】Zoltek Companies社 (Zoltek社)

 Zoltek社は2014年に東レグループ会社になったのに伴い「安全考動」を導入し、この1年、習慣化するよう活動してきました。
 2014年10月1日には「2015年9月30日までの1年間でゼロ災を達成した拠点には追加の休日を与える」とし、2014年末に米国とメキシコの工場に環境・健康・安全(EHS)管理者を配置して活動を開始。全ての拠点で、研修や安全委員会、そして積極的なヒヤリハット摘出によって安全最優先の文化の浸透を図っています。
 その結果、本社、ミズーリ州にあるMissouri Research Park工場(通称MRP)、メキシコ工場、テキサス州のAbilene工場、ユタ州にあるEngineering Technology社(Entec社)が1年間ゼロ災を達成しました。さらにEntec社は、その実績が認められ、ユタ州からも表彰されました。
 メキシコ工場は2007年の操業開始以来、初めて1年間ゼロ災を達成しました。メキシコ工場のNuno工場長は、「われわれの目標は、まずは一日一日ゼロ災を達成すること。それは個人や少数グループの努力だけではなく、全従業員の日々の継続的な努力の積み重ね、そして従業員一人一人の、安全に対する努力の結晶により無災害が達成できるのです」と皆の気持ちを表現しました。
 こういった努力により、当社では現在に至るまで災害件数が大幅に減少しています。