2015年9月にThai Toray Synthetics社(TTS社)バンコク工場で、「タイ東レ・シフトリーダー研修」が開催されました。
本研修は、タイ東レグループ各社が合同で企画する研修プログラムで、2015年は「シフトリーダーのための能力開発」というテーマで実施され、計3回実施された2日間のプログラムには、タイ東レグループ各社から合計110人のシフトリーダーが参加しました。
研修の目的は、「同僚から受け入れられる有能なリーダーの育成」です。今回は、泰日経済技術振興協会のThiti Boonprakorb氏を講師に招き、「改善のための継続的な取り組み(カイゼンのためのカイゼン)」というテーマに取り組みました。
初日には、参加者が4つのグループに分かれ、ワークショップが開かれました。まず、「カイゼン」について基本的な説明を受けた後、日々の業務におけるカイゼンの技術についての意見交換がグループディスカッションの形で繰り広げられました。また幾つかのアクティビティが行われ、カイゼン技術の効率的な運用とその理解について考えました。今回学んだ知識は業務の改善のみならず、部下や同僚に対する指導にも役立つことでしょう。
また2日目には、各参加者によるプレゼンテーションが行われ、それぞれの業務に関連するカイゼンプロジェクトを発表し、講師からアドバイスを受けました。そして投票で選ばれた「最も優れたプレゼンテーション」に対する表彰が行われ、スキルのカイゼンをより良い業務につなげるべく、参加者一同、決意を新たにしました。
