6月23日に神奈川県の環境・エネルギー学校派遣事業「かながわ環境教室」として、横浜国立大学教育人間科学部付属鎌倉小学校の 6年生を対象に、出張授業を行いました。「かながわ環境教室」では、環境・エネルギーに関して知識・経験を有する講師が体験型の授業を行い、環境問題に対 する理解を深め、「自ら考え、行動する人」を育成することを目的としています。
当社からは、先端融合研究所の南野研究員が講師を務め、「水処理膜と地球環境問題との関わり」をテーマに、理科実験を交えながら、私たちの生活と水との関わり、世界の水問題について講義を行いました。
参加した生徒たちは、授業が進むにつれて雰囲気が和らぎ、熱心に話を聞いてメモを取ったり、講師からの質問に積極的に答えたりしている様子が印象的でし た。生徒のアンケートには、「実験が面白かった。私たちの将来の水のために節水に心掛けようと思った」「ろ過で多くの命を救えるのはすごい」といった感想 が寄せられました。
今回講師を務めた南野研究員は、「普段研究で使っている水処理膜の価値について再認識できました。生徒達から質問が多く出て大変うれしかったです」と感想を述べていました。