当社は(公財)日本科学技術振興財団を通じ、2007年から継続して「国際生物学オリンピック」(International Biology Olympiad:IBO)(*1)への日本代表生徒派遣および「日本生物学オリンピック」に協賛しています。
7月10日には科学技術館(東京都千代田区)で「第26回国際生物学オリンピック(IBO2015デンマーク大会)日本代表団結団式」が行われました。
約1,000倍の倍率の国内選考を勝ち抜き、7月12~19日まで開かれる「国際生物学オリンピック デンマーク大会」に出場する日本代表生徒に対し、3月から特別教育訓練を実施してきた、各在籍校の先生方、近隣の大学、国際生物学オリンピック日本委員会 (JBO)のプロジェクトチームをはじめ、文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課人材政策推進室長、日本代表OB・OGらが激励の言葉を贈りました。
石田晴輝さん(灘高等学校3年生)、末岡陽太朗さん(筑波大学附属駒場高等学校3年生)、竹本亮太さん(広島学院高等学校3年生)、宮田一輝さん(愛知 県立岡崎高等学校2年生)の4人の代表生徒は「日本生物学オリンピックの本選に行って、初めて生物学が面白いと思った。その後はずっと楽しんでやってき た」「緊張せずにがんばってやってきたい」など、笑顔を見 せながら自然体で抱負を語っていました。
結団式の後、4人は、東京大学大学院総合文化研究科の松田良一教授ら10人の引率の先生方とともにデンマークへ向かいました。7月14日には実験試験、7月16日には理論試験が行われます。
当社はこの事業を通じて、地球温暖化をはじめとする地球環境や生物多様性の保全といった課題に取り組む人材の育成に貢献しています。