東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は、このたび、2013年10月16日(水)~23日(水)の7日間にドイツ・デュッセルドルフ見本市会場で開催される、「K 2013-第19回国際プラスチック・ゴム産業展」に出展します。同産業展は3年に1度開催される世界最大規模の展示会で、当社は前回の2010年に引き続き2回目の単独出展となります。
今回は、プラスチックを中心とした環境配慮型の様々な先端素材と共に、それらの素材を駆使した次世代型のコンセプトEV(電気自動車) TEEWAVE®AR1を出展します。同展示会では、出展各社の最先端素材の紹介も多い傾向にあり、当社もPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂、炭素繊維強化樹脂、高機能フィルム PICASUS®に加え、PPS樹脂での発泡シートやブロー成形、ABS樹脂での医療機器用途グレード、衝撃吸収ナイロン、エンジニアリングプラスチックの微粒子等、次世代に向けた最先端素材を展示します。また、欧州諸国では植物由来製品を原料とするバイオプラスチックへの関心も高いことから、当社もバイオマス原料由来の素材・製品 ecodear®のラインアップとして、バイオBDO(1,4-ブタンジオール)を用いた部分バイオPBT(ポリブチレンテレフタレート)、バイオPE(ポリエチレン)使用発泡シート、ポリ乳酸といった環境配慮型製品も展示します。
東レは今後も、コーポレートスローガン“Innovation by Chemistry"のもと、「ケミストリーの力」を駆使した先端材料事業をグローバルに展開し、創業以来の企業理念である「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」の実現に努めてまいります。