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2013.04.04
東レ株式会社
東レ(株)(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)およびToray Advanced Materials Korea Inc.(トーレ・アドバンスト・マテリアルズ・コリア、本社:大韓民国ソウル特別市、社長:、以下「TAK」)は、昨4月3日、韓国 慶尚北道・亀尾市において、政府・官庁および地元の関係者、炭素繊維のお客様はじめ約240名をお迎えし、炭素繊維新工場の竣工式を執り行いました。 今回、TAKで竣工した炭素繊維工場は、産業・スポーツ用途で業界のデファクトスタンダードと なっている高強度普通弾性率糸を、年間2,200トン生産する設備であり、この設備の稼動により、東レグループの炭素繊維の生産能力は、年産21,100トンに拡大します。 2012年のPAN系炭素繊維の世界需要は約40,000トンにまで拡大しており、今後も年率15%以上の高成長が見込まれています。東レはさらに日本・米国・フランス・韓国の世界4極での増強を決定しており、グループ全体の生産能力を、2015年3月までに年産27,100トンにまで拡大させる計画です。 東レグループは今後も、航空・宇宙、産業、スポーツの各用途において用途開発を加速するとともに生産体制を強化・拡充し、中期経営課題“プロジェクト AP-G 2013”で掲げる「グリーンイノベーション事業拡大(GR)プロジェクト」の中核事業として、炭素繊維複合材料事業の更なる拡大を目指して参ります。TAK の概要は下記の通りです。