タイ事業50周年について

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2013.03.21

東レ株式会社

 東レ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:日覺昭廣、以下「東レ」)のタイ王国における事業が、50周年を迎えました。
 3月20日に、首都バンコク、プラザアテネバンコク ロイヤルメリディアンホテルにおいて記念式典および記念展示会を開催いたしました。式典では、スラユット枢密院議員、キティラット副首相、佐藤在タイ日本大使をはじめとするご来賓の方々を弊社の会長、社長らがお迎えし、これまでの事業展開への感謝を伝えるとともに、今後の事業拡大および同国への貢献について申し述べました。来場者数は約1,000名となりました。

 タイにおいて東レは、グループ初の本格的海外生産拠点として、1963年にポリエステル/レーヨン(T/R)混織物のThai Toray Textile Mills(TTTM)を設立しました。現在、ポリエステル/綿(T/C)紡績・織布・染色、ポリエステル長繊維の織布・染色、エアバッグ用織物を手掛けるLuckytex (Thailand) (LTX)や、ナイロン・ポリエステル長繊維、ナイロン・PBT樹脂コンパウンド、ポリプロピレンフィルム、蒸着フィルムを製造するThai Toray Synthetics (TTS)など、幅広い事業展開を行っています。2001年には商事会社Toray International (Thailand) (TITL) を、2002年にはタイ東レグループの事業統括会社Toray Industries (Thailand) (TTH)を設立し、ASEAN地域の中央に位置する、重要な輸出拠点としての事業を拡大してまいりました。
 一方で、東レは1994年にタイ東レ科学振興財団(TTSF)を設立し、タイでの科学技術振興に貢献してきました。科学技術は国家の発展に必須であり、TTSFは自然科学分野における様々なプロジェクトへの支援、表彰を行ってまいりました。

 東レグループは、2011年からスタートした中期経営課題“プロジェクトAP-G 2013"において、持続的に事業収益拡大を実現する企業グループへの転換を目指し、今後大きな経済成長が見込まれるアジアやその他地域の新興国の成長を取り込む「アジア・新興国事業拡大(AE)プロジェクト」に取り組んでいます。
 中でも急速に発展するアセアン地域とタイと共に事業を拡大してまいります。既存の繊維、フィルム、樹脂に加え、水処理、医薬・医療、炭素繊維複合材料などについても積極的に展開を進めます。
 
 

以上