Interview01

ものづくりのプロデューサーとして
自分発信でゼロから製品開発ができる

事務系繊維事業
植田健弘
スポーツ・衣料資材事業部 スポーツ織物第2課
2012年入社

東レに入社した理由を教えてください。

学生時代にやっていたトライアスロンがきっかけで、東レを知りました。自転車のフレームに東レの炭素繊維が使用されていたり、ランニングウェアに東レの生地が使用されていたり、とにかく良いものを作っている印象がありました。小さい頃からスポーツが大好きで、何かの形で恩返しがしたいと思っていたので、東レであれば素材の面からスポーツを盛り上げることが出来るかなと。更に、社員訪問や面接の際に最も自然体で会話出来たのが東レでしたので、入社後も自然体で仕事が出来ると思い決断しました。

今、担当している仕事について教えてください

米国のアウトドアアパレルに向けて、ダウンジャケットやウインドブレーカー等に使われる生地の営業を担当しています。生地サンプルを持参し、定期的にアパレルを訪問します。最低でも1年先、長いと3年以上先の企画を見据え、生地の開発打ち合わせを行います。採用が決定している商品については、量産に向けて生産スケジュールの打ち合わせも行います。営業と言ってもただ出来合いの商品を売るのではなく、自ら開発を手掛け、生産まで責任を持って取り組むことが求められますので、”ものづくりをしている”という実感を得ることが出来る、事務系では珍しい仕事だと思います。

仕事のどこに「やりがい」を感じますか?

自ら生地を開発し、その生地が採用される瞬間は、営業冥利に尽きます。新しい生地は、原糸・織り・染色・後加工の専門家と意見交換・試行錯誤を繰り返しながら出来上がります。更に社外の協力会社にも話を持ち込み、開発の幅を広げることもあります。このように、多くの人たちの想いが詰まった商品が採用された時の喜びは、何物にも代えがたいものがあります。

仕事で大変なことはなんですか?

客先のニーズを的確に汲み取ることにかなりの神経を使います。生地の世界は感性に依る部分もあるので、例えば「風合いの良い生地」というリクエスト一つとっても、人によって求めているものが違います。表面が滑らかな生地、触り心地がソフトな生地、適度なふくらみがある生地など様々です。顧客からの直接的なリクエストだけでなく、会話の端々・表情などから真のニーズを読み取ることに集中しています。

自分が「ものづくりのプロデューサーだ」と感じたことはありますか?

生地開発を最初から最後まで自分で行うので、その実感は常にあります。最近では、釣り針が生地に刺さっても穴が開きにくい、一見ニッチな生地を開発しました。アメリカでは釣りが非常に盛んで、多くの人がフィッシング用のつなぎを履いて川釣りを楽しみます。このつなぎ、防水性が最も重要なのですが、釣り針等が刺さって、水漏れしてしまうことが非常に多い。この弱点を克服し、快適性も兼ね備えた生地を顧客に見せた際の、担当者の反応は忘れられません。

将来はどんな仕事に就きたいですか?

アメリカに駐在し、顧客に近い位置で営業活動をしたいですね。現在は約2か月に1回の頻度で渡米し、顧客と商談を重ねていますが、より近い位置でワークして開発の精度・効率を上げていきたいです。自分の営業力と東レの高い技術力を結び付けて、革新的な商品を多く生み出したいですね。

SCHEDULE

月曜日

試作中の生地について工場の担当者と納期などの打ち合わせ。

火曜日

進行中のプロジェクトの予算管理も営業の担当なので数字をまとめる。

水曜日

会議や原料発注などの業務をこなし、夕方、関空からロスに飛ぶ。

木曜日

早朝に到着。現地スタッフの運転で移動し、担当する近郊3社を回る。

金曜日

飛行機でデンバーに行き、顧客を訪問。夕食はステーキ。

PRIVATE

トライアスロンは今も続けており、休日には自転車で80km近く走ることもある。最近は息子が誕生し、一緒に遊ぶことが新しい趣味になりつつある。