Interview04

社会の動きや流れを読み、
セラミックスビーズの市場拡大を目指す

事務系機能化成品事業
手嶋聖奈
電子材料販売第1部 無機材料販売課
2012年入社

東レに入社した理由を教えてください。

広く社会に役立つ製品である素材をつくっているメーカーで働きたいと思い、就職活動を続けていました。数社を回ったなか、東レは選考中に会える社員の数が圧倒的に多く、「包み隠さす自分の会社を見せてくれている」と感じたのです。さらに、出会った方がみなさん好印象で、こんな人たちとならどんな仕事でも楽しく向き合えそうだと思えたのも決め手です。

入社から現在までのキャリアは?

最初の4年間は水処理・環境事業本部 エアフィルター販売部に配属され、家庭および工業用エアフィルター製品の営業を担当。営業といっても、ただ商談をまとめるだけでなく、生産計画の立案から加工場の管理まで、広く事業全体に関わっていました。そして、2016年4月に今の部署に異動し、セラミックスビーズを主力に粉末や成形品などのセラミックス製品の国内および海外営業、マーケティング、生産計画の立案などを行っています。

担当している製品を紹介してください。

セラミックスビーズは直径0.1ミリから5ミリまでのサイズを揃えた球体で、スマートフォンなどに使用されるセラミックコンデンサや電気自動車で話題のリチウムイオン電池、インク、塗料などに使われる原料の製造には欠かせません。このセラミックスビーズを原料と一緒に攪拌装置に入れて粉砕や分散を行うことで、原料を最終製品の材料となるように仕上げていきます。これがなければ生産できない工業製品も多く、知る人ぞ知る重要な製品といえるでしょう。

「ものづくりのプロデューサー」と呼ばれる東レの事務系の仕事において実感したことは?

ものづくりは、お客様からの要望をうけてスタートするのですから、やりがいがあると同時に責任も重大です。製品を開発する人、生産する人、品質管理する人、デリバリーする人と、本当に多くの人の力のもとに成り立っています。これらの人を束ねて、ものづくりをひとつのベクトルに向かわせるのが私たち営業の役目なのですから、厳しい半面、成功したときの充実感は大きいですね。 幸いなことに、これまでの営業活動による種まきの成果が出て、去年は無機材料事業が成績優秀で社内表彰されました。もちろん、それは事業に携わる関係者全員の功績。関係者総勢50人近くで大祝賀会をしたのは非常によい思い出となっています。

今後はどんな活動をしていきたいですか?

自動車業界などの動向をみればわかるように、今はさまざまな機器で電装化、IT化が進んでいます。その結果、セラミックコンデンサやリチウムイオン電池などが更に普及すればセラミックスビーズの市場も拡大していくはずで、そのチャンスをどう活かすかを、常に考えています。難しいのは、激しさを増す競合との競争にどう打ち勝つかです。
さまざまなお客様への販売活動を通じて、社会の動きや流れとセラミックスビーズとの関係性を見出し、新たな営業先のメーカーで商談が決まったときには、本当にこの仕事をしていてよかったと感じますね。今後もこれらの経験を活かして新規用途の開拓を進めていきたいです。

今の自分に足りないと感じているものと、それを身につけるために取り組んでいることは?

足りないと感じているのはネガティブ思考ですね。私自身、性格的に割と何でもポジティブに考えがちなのですが、仕事では不測の事態に直面することもたくさんあります。したがって、ただ突っ走るだけではなく、どんな事態でも冷静に対応できるように「本当にそれで大丈夫か?」と一歩引いた目線で仕事を見つめ直す機会を意識的につくるようにしています。

SCHEDULE

月曜日

課内会議。少人数のチームだが、それぞれ営業に出歩くことが多いので週明けの情報共有は重要。

火曜日

今後の営業戦略のための資料づくり。前月の動向などをもとに、今後3カ月間の計画を練る。

水曜日

この日は北関東のインクメーカーなど数カ所回る。

木曜日

三重県のお客様を回り、ビーズの使用状況を確認。滋賀まで移動して宿泊。

金曜日

滋賀事業場にある技術部にお客様情報をフィードバックし、今後の対応について協議。午後、帰社。出張の事後処理と来週の準備を進める。

PRIVATE

大学時代に所属していた女子ホッケー部で監督を務めているため、休日にはグラウンドに足を運び、後輩たちを指導する。またOGのチームで、毎年、シンガポールで開かれる大会に出場しており、最高で30度を超えるなか、元気に走り回っている。