Interview06

開発にも深く関わり製品を広めていく。
本当の意味で「技術を売る仕事」ができる場所。

事務系環境・エンジニアリング事業
若吉一輝
メンブレン事業第1部 ロメンブラ販売課
2012年入社

東レに入社した理由を教えてください。

工学部出身ということもあり、昔から新しい科学技術や理数系への興味は強かったのですが、大学院で研究生活を続けているうちに、技術を事業運営や営業・マーケティングなどを通じて社会と強く結びつけていく仕事に興味を抱き、「専攻+志向」の観点から、技術を売る仕事に就こうと思ったのです。全般的に斜陽だとみられがちな日本の製造業ですが、技術力は依然として高い。営業やマーケティングを強化すればもっと世界で戦えるはずで、理系出身であることはその舞台において強みになるのではないかと考えました。IT企業や商社など、他業界も調べるなか、「営業の意志で用途開拓ができる」「新規開発を前提にした提案営業ができる」といった点が魅力となり、東レへの就職を決めたのです。

現在、担当している仕事は?

海水淡水化プラントなどで使われているRO膜(逆浸透膜)の営業です。入社2年目までは国内担当として仕事のイロハを学び、2015年4月からは台湾および東南アジア担当、そして、2018年からは欧州・中東担当となり、開発型の営業を続けています。
他にも、事業部全体のプロジェクトであるToray DS2の開発に営業代表として参画しています。水処理膜を使ったプロセスの運転データをシミュレーションするソフトウェアを開発、改良するもので、そのソフトは誰でもダウンロードでき、無償で利用できるので非常にやりがいがあります。直接、ビジネスにつながるものではなく、広く水処理プラントの最適化に活用してもらうのが目的であり、そういうところに力を入れるのも、東レらしさではないでしょうか。

営業先は海外が主ですか?

水資源に恵まれない国が主な対象になるので、およそ9割が海外向けです。このため、米国、中国、韓国、中東にも生産・販売拠点があるほか、欧州、シンガポール、豪州にも販売拠点を置き、グローバルに事業展開をしています。
東京の本社はヘッドクォーターという位置づけで、販売拠点と情報を共有しながら、今後の事業の方向性を定めたり、技術開発部門にフィードバックしていくことが大きな役割になります。また、拠点間の意見調整をして、東レグループ全体として事業を最適化し、利益を最大化するのも重要な仕事です。

仕事で苦労したことはありますか?

台湾と東南アジアを担当していたときには、全部で10カ国以上もの市場を見なければならず、それぞれ異なる商習慣や言語に慣れるまでは非常に苦労しました。日本から近い台湾は、月一度のペースで出張し、お客様のところに直接足を運ぶことで、営業の精度を高めていきました。一方、距離が遠い東南アジアについては、シンガポールやタイの東レグループ社員と連携しつつ、現地の事情に合わせた拡販戦略を展開しています。このように、出来ることと出来ないことを整理し、その条件の中で最大の効果をあげるように努めることが営業にとって大事なことなのです。

この仕事を続けていて、やりがいに感じることは?

水処理部門は会社の中でも重点育成・拡大事業に属しており、将来は経営の柱となることが期待されているだけに、責任感と共に強いやりがいを感じます。また、RO膜のような水処理製品は世界の多くの人々にとって不可欠なものであり、その開発・販売に携わっているという点にも誇りを感じています。
技術を売る仕事に就こうと入社した東レでしたが、顧客の求める条件に合わせて開発した製品を届ける今の仕事はそれに一致しているだけでなく、正直、営業がここまで開発に深く関わっていくとは思っていませんでした。先方に対して技術提案をし、納品まで責任をもって事業を遂行する。これはまさに私の望んでいた仕事なのです。

SCHEDULE

月曜日

朝の便で台湾に飛び、台北の事務所で現地スタッフと打ち合わせ。

火曜日

台湾の顧客3カ所を訪問。新規案件のプレゼンも行う。

水曜日

日本に帰国。

木曜日

上司に出張報告をし、課内打ち合わせ。

金曜日

開発担当の愛媛工場技術者とテレビ会議。開発案件の進捗状況を確認。

PRIVATE

横浜の独身寮に住んでいるが、釣り好きが多いことから「釣りクラブ」を結成し、休日は船釣りを楽しんでいる。相模湾の中でも6キロ近いキハダマグロやカツオが上がることもあり、自ら捌いて調理し、みんなで夕食として食べることも。