WORKSTYLE 人材育成とキャリア形成
東レは創業来「人を基本とする経営」という方針を受け継いでおり、「人を大切に育成する」文化が根付いています。東レで働く一人ひとりが働きがいを感じることは、「新しい価値の創造」を実現するための活力の源泉となります。必要な能力開発機会の継続的な提供と社員一人ひとりのキャリア形成を支援する具体的施策の実行により、「東レで自己実現の場を見出す」ことを応援します。
多様な人材の確保・登用
- 若手基幹人材の積極的登用
- 海外ナショナルスタッフの各社マネジメント層への計画的な登用
- 高度専門人材のさらなる活躍推進
- 女性活躍推進とネットワークづくり支援
- シニア人材の活躍機会の提供
人材の育成
- キャリアシートを活用した本人と上司による自律的なキャリア形成の支援
- プロフェッショナル人材の育成強化に向けた能力・スキルの習得と自己啓発支援
- 社内公募などチャレンジ機会の拡大
- 強い現場力を支えるリーダーの育成
働きがいと働きやすさの実現
- 東レグループで働くことへの誇りにつながる環境・機会の提供
- ライフイベントに合わせた働き方とキャリア形成の両立支援
- 現場の声を尊重する組織風土の醸成
東レでは体系的な研修制度を整備し、あらゆる階層・分野の社員に対して、マネジメント力の強化、営業力・生産技術力や専門能力の向上、グローバル化対応力の強化などを目的としたさまざまな研修を計画的に実施し、次世代の経営を担いうる経営後継者の育成と、第一線の「強い現場力」を担う基幹人材層の拡大・底上げを図っています。
特に、「海外若手研修制度」「東レグローバル英語スクール」「ビジネス英語強化研修」等のグローバル人材の育成を強化・充実させる研修に力を入れています。
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東レでは、社員が日々の業務、さまざまな経験と活躍の機会を得ることにより、働きがいを持って自らのキャリアを形成することを重んじており、以下のような人事制度を導入しています。
キャリアシート
本人の成長を促すための人材育成ツールとして「キャリアシート」を導入しています。「キャリアシート」を通じて、社員自身がこれまでの業務経験や、所属する分野で求められるスキルの到達レベルを振り返るとともに、上司・部下間での面談を通じてキャリアに関する話し込みを行います。本人が仕事に対する自らの考え方や将来キャリアの志向を自覚し、上司とキャリアについて話し合う機会を通じて、「自身が東レでどのような自己実現をしたいのか」を社員と上司が共有する仕組みです。
自己申告制度
１年に一度定期的に社員の異動希望を確認する仕組み「自己申告制度」を導入しています。本人の現職の適否や異動希望先、異動希望理由、海外勤務希望や語学力・保有資格等を申告してもらい、上司は本人の申告内容を踏まえ、具体的な異動計画を策定し、個人の人事異動に結び付ける仕組みです。
アセスメント制度
社員の育成状況、キャリア志向の個別フォローを徹底しています。その一つが「アセスメント制度」で社員が入社後一定年数経過した段階で業務発表と人事面接を実施、専門能力の伸長度、適性の把握、育成方向について部署・人事部で確認、上司／本人に結果をフィードバックし、個別の人材育成に役立てる仕組みです。
社内公募制度
自主的なキャリア形成の促進とチャレンジマインドの醸成、事業拡大のための人材投入強化を目的として毎年社内公募を実施しています。公募案件は社内のイントラネットに公開され、社員が自由に応募することができます。毎年多くの方がこの公募制度を利用して、部門・職種をまたいだ異動を実現しています。