若手社員の声

技術系
研究
入社年度:2020年

現在の担当業務について

RO膜の高性能化に関する研究を行っています。
RO膜は、サブナノメートルサイズの細孔構造を持つ架橋全芳香族ポリアミドという素材が分離性能の中核を担っており、海水淡水化や超純水製造、下廃水再利用などに使用されています。
RO膜の高性能化には、分子レベルの構造設計が重要なので、学生時代の専門を活かし、分子シミュレーションを活用した研究開発を進めています。

仕事のやりがいは?

中東地域の海水をより省エネに淡水化するためのRO膜開発プロジェクトに携わっています。私は、分子シミュレーションを活用したRO膜開発を担当しており、技術部署や生産部署と連携してプロジェクトを進めています。地球規模の水不足問題に対して、自身が研究開発したRO膜が海水淡水化プラントに適用されることを考えるとやりがいを感じます。

東レに入社を決めた理由

大学で東レ社員からシミュレーション等のデジタル技術の取り組みについて紹介頂く機会があり、シミュレーションやMIを活用したものづくりに興味を持ちました。
また、水処理膜や炭素繊維など幅広い分野で高い技術・製品を持っていることを知り、東レの技術者として、研究や製品開発に携わりたいと感じました。

SCHEDULE

8:30
出社後、メールチェック
9:00
実験結果のまとめや、計算サーバーでの計算結果をチェック
11:00
ミーティングで実験状況の共有、実験予定の確認
12:00
昼食
13:00
製膜実験やRO膜評価実験、計算サーバーを使ったシミュレーション実験
16:30
デスクワーク
17:30
退勤

PRIVATE

ドライブと旅行が趣味です。休日はドライブを兼ねて関西圏内を友人と旅行しています。滋賀県は、他県へのアクセスが良いだけでなく、自然が豊かなので、夏はキャンプ・BBQ、冬はスキーを楽しめます!

CAREER

1年後の目標
・RO膜の高性能化に向けてDX技術を活用して新規処方を提案し、製品への適用を目指す。
5年後の目標
・研究開発した高性能なRO膜の量産化~上市に取り組む。
・DX技術を活用した様々な研究テーマを提案し、自らその課題解決に取り組む。
・他部署と連携してRO膜を用いた海水淡水化プラントの運転設計に携わる。
2025年新卒採用 MY PAGE ENTRY
2026年新卒採用 MY PAGE ENTRY