現在の担当業務について
RO膜の高性能化に関する研究を行っています。
RO膜は、サブナノメートルサイズの細孔構造を持つ架橋全芳香族ポリアミドという素材が分離性能の中核を担っており、海水淡水化や超純水製造、下廃水再利用などに使用されています。
RO膜の高性能化には、分子レベルの構造設計が重要なので、学生時代の専門を活かし、分子シミュレーションを活用した研究開発を進めています。
技術系
研究
入社4年目 ※取材当時
RO膜の高性能化に関する研究を行っています。
RO膜は、サブナノメートルサイズの細孔構造を持つ架橋全芳香族ポリアミドという素材が分離性能の中核を担っており、海水淡水化や超純水製造、下廃水再利用などに使用されています。
RO膜の高性能化には、分子レベルの構造設計が重要なので、学生時代の専門を活かし、分子シミュレーションを活用した研究開発を進めています。
中東地域の海水をより省エネに淡水化するためのRO膜開発プロジェクトに携わっています。私は、分子シミュレーションを活用したRO膜開発を担当しており、技術部署や生産部署と連携してプロジェクトを進めています。地球規模の水不足問題に対して、自身が研究開発したRO膜が海水淡水化プラントに適用されることを考えるとやりがいを感じます。
大学で東レ社員からシミュレーション等のデジタル技術の取り組みについて紹介頂く機会があり、シミュレーションやMIを活用したものづくりに興味を持ちました。
また、水処理膜や炭素繊維など幅広い分野で高い技術・製品を持っていることを知り、東レの技術者として、研究や製品開発に携わりたいと感じました。
ドライブと旅行が趣味です。休日はドライブを兼ねて関西圏内を友人と旅行しています。滋賀県は、他県へのアクセスが良いだけでなく、自然が豊かなので、夏はキャンプ・BBQ、冬はスキーを楽しめます!