INTERVIEW
「極限追求」の信念をもと、
革新的な素材を生み出す
独自の生産設備を設計・開発する。
東レを選んだ理由を教えてください。
学生時代の専攻は機械系でしたが、研究内容は化学系に近かったので、就職活動では化学メーカーに興味を持っていました。化学メーカーにおける機械系の職種はプラントエンジニア職が中心ですが、就職活動を進める中で、東レにはエンジニアリング開発センターという、装置開発の専門部署があることを知りました。機械系の自分でも、化学メーカーで開発に専念できることが、入社の決め手になりました。
これまでのキャリアを教えてください。
入社後にエンジニアリング開発センターに配属されて以来、ウェットコーティングに関する装置開発を担当しています。東レにはウェットコーティングを活用した素材が多くあるので、ほぼ全ての事業分野と関わりが持てるところが面白さです。
また、第2子と第3子が生まれたときには、それぞれ約1か月ずつ育児休職を取得しました。在宅勤務も活用しており、家庭と仕事の両立をしやすい会社だと思います。
働いているエンジニアリング開発センターについて、詳しく教えてください。
革新的な素材を生み出すための装置の設計・開発を自前で行なっています。直接現場の声を聴いて設計・開発できるので、現場のニーズを踏まえた設計・開発ができることは、外部委託せずに装置開発を行う大きなメリットであり、ノウハウが自社に蓄積されるという点でも、会社の競争力にもつながっています。
業務の中で、これまで自分が触れてこなかったプロセスと出会うこともしばしばですが、どのプロセスも根幹にあるのは流体力学を始めとした四つの力学現象なので、これらの知識を総動員して課題を解決していくことの充実感は大きいと感じています。
また、エンジニアリング開発センターでは、ラボスケールの実験機から実際の生産設備まで全ての設計・開発を担っているので、研究から生産、はたまた知財などの本社の部署まで、色々な人と関わることがある部署です。異分野の知見に触れる機会が多く刺激的なのが、この部署の魅力だと思います。
東レの信念である「極限追求」を感じたことはありますか?
「極限追求」は上司もよく口にする言葉で、その姿勢がエンジニアリング開発センターにも深く根付いていると感じます。プロセスの高速化、コーティングの薄さや均一性など、生産現場が求めるレベル以上に突き詰めることを普段から意識しています。目標を高くもって設計・開発に臨んでいるので、現場の要求レベルが上がっても対応できますし、東レの素材が持つ技術力の高さにつながっていると思います。
最後に東レを目指す機械系の学生に一言メッセージをお願いします。
機械系の比率が高い会社で働くと、細分化された業務を担当することが多いかと思いますが、東レの機械系社員は少数精鋭なので、1人の社員が幅広く業務を担当し様々なスキルを蓄えることができますし、また、色々な部署から頼られて、やりがいを持って仕事ができます。是非、たくさんの方に興味を持ってほしいと思います。
スケジュールSCHEDULE
PRIVATE
家族と自宅でゆっくりしたり近所で買い物をしたりすることが多いですが、月1~2回は車で日帰りドライブしています。また旅行が好きなので、年に何回かは家族旅行にも行きます。最近は車ごとフェリーに乗って九州に行くのにハマっています。