Interview02

「百年に一度の大変革」時代を迎えた自動車業界に
東レが何をできるかを考え、行動していく営業に

営業樹脂事業

東レに入社した理由を教えてください。

理系院卒だったため、就職活動当初はメーカーの研究職を目指していたものの、色々な業界や会社を知るうちに視野が広がり、営業職もおもしろそうだと思うようになりました。メーカー以外への就職も考えたのですが、最終的に東レに決めたのは「素材を開発して売る」という事業そのものに最も興味を持つことができたことと、出会った先輩社員たちがみんな明るく、自分に合う会社だと実感したからです。

これまでのキャリアを紹介してください。

入社後は、樹脂部門への所属となり、現在はプラスチックの営業販売を担当しています。最初は家電や住宅設備、自動車に使用されるABS樹脂を担当し、その後、若手研修制度に応募して、4年半ブラジルに滞在。帰国後は自動車材料事業部にて車載部品向けの樹脂営業を担当しています。

海外研修に応募した経緯と、成果について教えてください。

東レでは入社5年目前後の社員を対象として、語学だけでなく実務も学べる研修制度を設けています。英語や中国語を志望する人が多いなか、私は東レにも1人しかいないというポルトガル語担当に選ばれ、ブラジルに向かいました。当時はBRICSと呼ばれる新興国の経済成長が著しかったので、そうした市場背景を見据えた選択肢があったのでしょう。海外研修については、成果以上に経験として非常におもしろかったですね。サンパウロの語学学校でポルトガル語の基礎を学んでからは、現地法人のToray do Brasil Ltda. (TBL)で営業として働き、最後は総務担当も経験し、組織運営に携わることもできました。現地でのコミュニケーションは当然慣れない英語やポルトガル語で行うのですが、言葉を自由自在に扱えないからこそ自分の意志は常に主体的な行動でも示す必要があり、仕事に対する姿勢や価値観を大きく変えることができた経験だと思います。

現在、所属する部署の役割は?

自動車材料事業部は主に日系の自動車部品メーカーを中心に、エンジニアリングプラスチックと呼ばれるナイロン、PBT、PPS、LCP樹脂の販売を行っています。省エネのための軽量化が継続した課題となっている自動車業界では金属部品を樹脂部品で代替していく動きが進んでいますが、最近ではそれに加え、電動化や自動運転への移行が急激に進められるようになりました。「百年に一度の大変革」とも言いわれる自動車業界のイノベーションにおいて、東レとしてどのような貢献ができるのかを考え、お客様と一緒に新製品開発を進めていくのも、私たちの部署の大きな役割です。

ご自身の仕事について詳しく教えてください。

次世代自動車に必要となる技術やニーズを調査し、新たな樹脂製品の市場に向けての先行開発の推進役を務めています。具体的には、変革期にある自動車業界において、「新たな環境規制などによる市場への影響は?」「それにより需要が拡大するアイテムは?」といった予測をするのが最初の仕事です。そしてそれをもとに「東レの技術で何ができるか?」と仮説を立て、お客様に提案していきます。その結果、新たな市場が見込めると確信すれば工場や研究所と先行開発を進めるのです。次世代向けの開発プロジェクトがメインであるため、既存製品の営業のように、すぐに結果が出るわけではありません。しかし、5~10年後の東レの成長に繋がる仕事だけに、日々、勉強しながらやりがいを持って取り組んでいます。

実際に働くなかで感じる東レの強みは?

やはり、高い技術力だと思います。だからこそ自動車業界も東レの動きには常に注目しており、次世代自動車の開発パートナーとして期待されています。一方で、ブラジルで働いていた経験からいうと、残念ながら現地では東レの名前はほとんど浸透していません。それだけに営業開拓には苦労しましたが、お客様先に何度も訪れるうちに私のことも東レ製品のことも徐々に知ってもらえ、認められるようになっていったのです。どんなに高い技術力があっても、新たな市場を開拓し、成果を得るためには営業力も欠かせません。現在向き合っている先行開発の推進においても、技術力だけではなく営業の知見や提案力が非常に重要で、こうした場面でもブラジルでの経験が非常に役に立っていると感じています。

3年後の自分はどうなっていたいですか?

3年後かどうかはわかりませんが、いずれ、また海外駐在を経験してみたいと考えています。ブラジルでの経験で唯一物足りなかったのは、現地に工場がなく東レ製品の販売を輸入販売に頼っていたために、メーカーの営業という実感が持てなかったこと。ですので、次は生産工場のある国へ駐在し、日本との連携を密にしながら“TORAY”ブランドを世界に広めていきたいと思っています。

東レを目指す学生へのメッセージをお願いします。

東レは新人にも積極的に仕事を任せ、グローバルに活躍のできる会社ですから、日本のみならず海外でも活躍したい人にとっては非常に魅力的な会社だと思います。ただし、営業スタイルは「客待ち」ではなく、自ら先の展開を考える「攻めの開発」が重要です。したがって、担当する分野に強い興味を持ち(今、知らなくても勉強する機会はたくさんあります)、社内外をコーディネートしてプロジェクトを進めていくという意欲が欠かせません。リーダーシップやチャレンジ精神、イノベーション力に自信のある人と一緒に働けるのを心待ちにしています!

SCHEDULE

月曜日

樹脂の販売先は自動車部品メーカーだが、今後の開発動向を知るために自動車メーカーの研究部門を訪れ、3年後を見据えた情報交換を行う。

火曜日

静岡県の自動車部品メーカーを訪れ、関わっている製品の開発に関する打ち合わせを行う。

水曜日

名古屋工場で進行中の案件に関する打ち合わせ。顧客からの情報をもとに、樹脂ごとの生産計画について話し合う。

木曜日

名古屋工場で自動車部品メーカー同席にて部品生産性確認のための試作対応を実施。試作結果から製品改良について話し合う。

金曜日

資料づくりや社内連絡などのデスクワークを集中して進める。上司を交えた打ち合わせで課内の情報共有を図る。

PRIVATE

ジムでの運動が趣味で週に4回はジムに通っている。確実に筋肉は付いていると思うが、トレーニング後にジム仲間と飲みにいくことも多く、「3歩進んで2歩下がる」の繰り返し?