INTERVIEW
目指すのは「今までにないモノづくり」。
マーケティング担当として、
大変革期を迎えた自動車業界の未来を捉える。
東レを選んだ理由を教えてください。
就職活動をしていたころから、メーカーで「ものづくり」に携わりたいと考えていました。いろいろと調べていくうちに、最終製品ではなくカタチの決まっていない素材を扱う会社のほうが事務系社員でも「ものづくり」に深く関われる可能性があると感じ、素材メーカーに魅力を感じました。
炭素繊維や水処理事業など幅広い事業を手掛けており、高い技術力を持つ会社であることを理解していくなかで「東レだったら事務系でも深くものづくりに関われる」と確信し、また、出会った先輩社員の雰囲気などが魅力的に感じたため、入社を決めました。
扱う製品・業務について教えてください。
私たちの部署では、自動車用途向けに、エンジニアリングプラスチックと呼ばれるナイロン、PBT、PPS、LCP樹脂のマーケティング・販売を行っています。
自動車の燃費(電費)向上には軽量化が継続した課題であり、金属部品を樹脂部品で代替する事で省エネ・航続距離を伸ばす事が可能になります。近年、電気自動車がグローバルに拡大している中で、私たちの材料が使われる製品も変化しています。また、環境対応も以前よりも重視されるようになってきており、自動車部品や環境規制等に関して、常に勉強しながらお客様と一緒に新製品の開発を行い、次世代のクルマを創っていくのが私たちの部署の役割です。
印象に残っている仕事はなんですか?
HEV用モーター部品の新規開発案件を通して、多くの経験をしたことですね。東レとして初めて開発に携わる部品であり、新規参入を目指していた重要案件です。
約3年もの間、お客様製品形状での試作を繰り返し、何度も改良材を開発しました。悩みながらの開発でしたが、お客様、東レの技術部署、製造部署などたくさんのメンバーとチーム一丸となり、何とか良いモノを作りそうだそうと必死になって取り組みました。
結果としては採用には至りませんでしたが、就活の時に思い描いていた「深くものづくりに関わる」という東レの素材営業を思う存分に経験できた機会となりました。そこで得た経験や知見などは、新規テーマの開発に受け継がれています。
今後のキャリア展望について教えてください。
今年から自動車用途のマーケティングリーダーとして、お客様との次世代自動車部品の開発に取り組むとともに、部署全体の開発業務の牽引・統括をする新たなミッションにチャレンジしています。次世代自動車トレンドやお客様のニーズを先読みし、今までにない素材や技術を提案していくことで、より安全で快適な自動車の進化に貢献していきたいですね。
同じ部署には若手のメンバーも多いので、より最先端の技術を全員で共有することでチームの開発力を底上げし、多くのお客様のうれしさにつながる提案が広がっていくように力を尽くしたいと思います。
どのような人が東レに向いていると思いますか?
素材メーカーの営業の役割としては、お客様、技術部署や多くの関連するメンバーと深くかかわりあいながら困難な課題の達成に向けて自らリードしていくことが求められます。そのため、様々な人の考えによりそい、議論を重ねながら、チームを正しい方へ導いていく能力に長けている人は東レの仕事が楽しいと感じると思います。
裁量の大きい仕事はその分プレッシャーがかかったりもしますが、東レはしっかりその人を見てサポートしていく環境が整っているので安心してほしいです。失敗を恐れず、前向きにチャレンジできる人とぜひ一緒に働きたいですね。
スケジュールSCHEDULE
PRIVATE
同期や友人とスポーツをしたり、キャンプに行ったりと、アクティブに過ごすことが多いですね。写真はキャンプに行ったときのものです。プライベートも充実しています。