持続可能な社会の実現

地球温暖化、水不足、大気汚染、化石資源枯渇など、私たちを取り巻く地球環境問題は喫緊に解決しなければいけない世界規模での共通課題です。東レは、製品のライフサイクル全体での環境負荷を低減する”グリーンイノベーション”事業の拡大を強力に推進しています。革新的な先端材料やプロセスを通して、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

エネルギー利用の高効率化

軽くて強い炭素繊維複合材料(Carbon fiber reinforced plastic; CFRP)は、航空機や自動車に採用され、その軽量化と燃費向上に貢献しています。材料の製造から廃棄までのトータルの環境負荷を評価するLCA(ライフサイクルアセスメント)でも、CFRPの使用がCO2排出量削減に大きく寄与することが分かります。

自動車

※LCAデータは炭素繊維協会の換算によるものです

航空機

※LCAデータは炭素繊維協会の換算によるものです

欧州環境車向け新素材のR&D機能を強化

軽量化、電動化などで先行する欧州での自動車関連のR&D強化の一環として、2018年ドイツ・ミュンヘン近郊に「オートモーティブセンター欧州」を開設しました。

クリーンエネルギーの活用促進

風や光、水素といったクリーンエネルギーによる発電が世界的に拡大しています。東レは、グループの総合力を結集し、発電・電池関連材料や、水素活用技術の研究・開発を推進し、クリーンエネルギーの活用促進に貢献しています。

クリーンエネルギーの活用促進

水処理技術の深化・展開

世界的な水不足・水質汚染を解決するため、東レの得意とする有機合成化学、高分子化学、ナノテクノロジーを駆使して、幅広い種類の高性能膜を自社開発するとともに、持続可能な水源の確保のためのシステムをグローバルに提案しています。

水処理技術の深化・展開

非石化原料素材の創出

東レは、分離膜技術とバイオおよび有機合成技術を融合させ、糖化、発酵、精製のプロセスに水処理用分離膜を使用する膜利用バイオプロセスの研究・技術開発を進めています。この技術は、非可食バイオマスからの原料糖製造、発酵効率の飛躍的向上を可能とし、非石化原料素材の実現に貢献します。

非石化原料素材の創出