東海市臨海工業地帯保安連絡協議会の共同防災訓練を3年ぶりに開催

facebookでシェアする twitterでシェアする Linkedinでシェアする

2023.01.06

東レ(株)東海工場



 11月8日に東海工場長が会長を務める東海市臨海工業地帯保安連絡協議会(以下、保安協)の令和4年度共同防災訓練を東海市長、愛知県議、東海市消防本部、他多数のご来賓をお招きし三洋化成工業(株)名古屋工場で3年ぶり開催しました。
 本訓練の目的は保安協に加盟している44事業所との相互防災協力体制と東海市消防本部との連携を強化し、防災体制の確立と防災意識向上を図ることです。訓練は震度5強の大規模地震発生を想定し、公設消防の救急隊員による負傷者救助、危険物流出による排水流出防止のための土のう積み、さらには危険物製造プラントでの大規模火災を想定し、東海市消防本部と保安協会員事業所の消防車両、計6台による一斉放水を行いました。
 訓練後には東海市長をはじめとする来賓の方々から、「消防本部と保安協の連携を確認でき、南海トラフ地震の発生が懸念される中、非常に心強く感じた」などの講評を頂きました。最後に加藤工場長から本訓練を通し東海市消防本部と保安協会員事業所との連携強化を図り、安心・安全な東海市を目指していく考えを述べ終了しました。
 来年度は愛知県主催の大規模防災訓練「愛知県石油コンビナート等防災訓練」が16年ぶりに当工場で開催される予定です。今後も東海市と近隣企業との連携を深め、さらに高い防災意識を備えた工場を目指してまいります。
 


危険物製造プラント火災への一斉放水訓練風景