Hasanudin理事が国際シンポジウムで招待講演

　日本学術振興会（JSPS）インドネシア同窓会による「第5回国際シンポジウム」が3月24日にオンライン形式で開催され、TIN社のHasanudin理事が招待講演者として参加しました。
　シンポジウムには、インドネシア同窓会会員メンバーを中心に、日本とタイから合わせて約100人が参加しました。開会式では、インドネシア国家研究イノベーション庁（BRIN）のHandoko長官、在インドネシア日本国大使館から山崎一等書記官、JSPS国際事業部の加藤参与による挨拶があり、その後、インドネシアの研究者たちが「科学から社会貢献へ」とのテーマの下、研究活動を社会貢献につなげる戦略について議論しました。
　Hasanudin理事は、東レの歴史、事業分野、主要製品、研究体制について紹介するとともに、企業がどのように研究から製品を開発し、事業を通じて社会に貢献していくのかについて説明しました。また、東レの社会貢献の取り組みのとして、インドネシア東レ科学振興財団（ITSF） の活動を紹介し、シンポジウムの参加者に応募を呼び掛けました。もう一人の招待講演者のBRINの研究者Taufiqurrahman教授は、BRINでの研究成果に基づいた事業立ち上げの実績について紹介しました。
　２人による講演後には、研究成果の製品化および事業化について参加者で活発に議論を行いました。