1.試験概要
- 試験方法: JISL1922 「繊維製品の抗ウイルス性試験方法」 準用
- 試験ウイルス: Severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2)
- 感染価測定法: プラーク測定法
- 使用素材: ポリエステル100%織物 1点
2.試験結果
- ポリエステル繊維に付着したウイルス数を試験2時間後に99.9%以上ウイルス数を削減。
- 工業洗濯50回後でも同等の効果を確認。
*本試験結果は「MAKSPEC® V」のポリエステル100%のタイプ1点を使用して試験を行った実測値であり、「MAKSPEC® V」の性能を保証するものではありません。
3.「MAKSPEC® V」(マックスペック® V)について
(1)商品特長 :
A. 高い抗ウイルス性能 (抗ウイルス活性値3.0以上)
B.優れた業務用洗濯耐久性
- 業務用の使用において、通常求められる水準の耐久性を保持。
C.ソフトな風合いや染色堅牢度を損なわない
(2)技術概要 :
A.ポリエステルへの親和性が高く、エンベロープ型ウイルスを減少させる抗ウイルス剤を使用。
(ポリエステル繊維に付着したウイルス数を試験2時間後に99.9%以上減少させる)
B.抗ウイルス剤をポリエステル繊維内部まで吸尽させる独自の加工技術。
(テキスタイルのソフトな風合いと高い堅牢度特性を具備)
(3)商品企画上の注意事項
- 「MAKSPEC® V」はマスクなど口・鼻孔に近い部位、生後24ヶ月以下の乳幼児用品には使用できません。
- 「MAKSPEC® V」は、病気の治療や予防を目的とするものはありません。
- 「MAKSPEC® V」は、ウイルスの働きを抑制するものではありません。