当社子会社における新型コロナウイルス検査陽性判定者の発生について

東レ株式会社

　この度、東レ岡崎工場内で工場付帯業務の請負等を行う子会社である、岡崎殖産株式会社（所在地：愛知県岡崎市、社長：磯野正直）に勤務する従業員1名が、新型コロナウイルス検査による陽性判定を受けました。
　当該従業員は、3月27日（金）の就業中に体調不良を感じたため早退しその夜に発熱を確認、28日（土）、29日（日）は微熱で自宅静養していたものの、30日（月）には平熱に戻り体調も改善したため出社しましたが、帰宅後に再び発熱症状が出たため31日（火）に病院に受診、4月1日（水）にPCR検査を受けたところ、4月2日（木）に陽性との判定を受けたものです。
　現在は医療機関に入院しており、容態は安定しています。
　なお、当該従業員に直近の海外渡航履歴はありません。

　この度の従業員の陽性判定を受け、岡崎殖産では、岡崎市保健所の指導の下、当該従業員の3月27日（金）以降の、同社内及び東レ岡崎工場内の動線および立ち寄った各所の関連する建屋を閉鎖し、当該個所の消毒を行っております。
　保健所の判定による濃厚接触者は20名で、本日より全員が14日間の自宅待機で毎日、健康状態の確認を続けます。なお陽性判定を受けた当該従業員は工場内業務に従事しており、上記期間中に社外の方との接触はありません。
　これらの対応によって東レ岡崎工場の一部設備を停止していますが、消毒作業は明日（4月4日（土））には完了し、通常通りの稼働に戻る予定です。そのため、生産や出荷等、事業活動への影響は出ないものと見ております。

　東レグループでは2月7日（金）に、代表取締役副社長を本部長とする全社対策本部を設置し、国内外の従業員の健康状況の把握や海外事業拠点の情報収集、感染の未然防止策の実施等に努めてまいりました。
　当社は、今後とも社内外への感染拡大の防止と従業員の健康を最優先に、政府の策定する行動計画に基づき、必要な対策を拡充して参ります。
　皆様におかれましては何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。