「第2回韓国東レ科学振興財団科学技術賞および研究基金授賞式」が、10月31日、ソウル市内にて開催されました。
韓国東レ科学技術賞には、基礎部門に尹柱榮梨花女子大学碩座教授が、応用部門に李斗成成均館大学文行碩座教授が選ばれ、それぞれ賞金と賞牌が授与されました。韓国東レ研究基金の授与には、金熙珍高麗大学教授、朴柾垣ソウル大学教授、金範埈KAIST(Korea Advanced Institute of Science and Technology)教授、金正仁川大学教授の4チームが選ばれました。これらの4チームには、今後3年間にわたり研究費が支援されます。
授賞式に出席された東レの日覺昭廣社長は歓迎の辞の挨拶にて、「KTSFが韓国の科学技術振興と人材育成に貢献し、ひいては韓日間の理解と協力強化にも貢献することを期待する」と話されました。
授賞式には、韓国の兪英民前科学技術情報通信部長官と西永在韓日本公使にもご出席いただいた他、東京工業大学の細野秀雄名誉教授の特別講演が行われました。