東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は、このたび独立行政法人 国際協力機構(JICA)との間で、ギニア共和国における感染対策能力強化の支援を目的に、感染対策衣の普及促進事業に関する業務委託契約を締結しました。本契約に基づき、東レは、ギニア政府関係者、病院・検査研究機関等の医療・保健従事者を対象に、感染対策衣「LIVMOA(リブモア)®5000」(以下「LIVMOA®」)を用いた感染予防のための着脱研修・訓練を行い、感染対策衣の適正使用とその普及促進を進めてまいります。
ギニアでは、2014~2016年にエボラウイルス病のアウトブレイク(集団感染)が発生しました。今後、アウトブレイクを発生させないためには、その対策経験を踏まえ、国レベルでの感染症対策強化を継続発展的に進める必要があります。特に感染対策衣については、医療従事者・検査技術者等の二次感染の防止と身体の負荷軽減の観点から、途上国での保健医療対策の実情に則した性能が求められています。