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地元の学校給食に栄養バランスに配慮したユーグレナ入りクッキーの配布を開始しました

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2019.10.09

TM Textiles & Garments社(TMBD社)

 このたびTMBD社では、6月中旬から当社従業員の子供たちの多くが通う工場周辺の学校3校の約1,000人の子供たちに、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)を主に活用し食品や化粧品の販売などを行う(株)ユーグレナの協力を得て、子供たちに必要な栄養が入ったユーグレナ入りクッキーの配布を、学校のある週6日で開始しました。
 今回配布を始めた学校は、当社従業員約4,000人の半数強の子供たちが通っている、Kashor Bidda Niketon校(幼稚園~10年生、395人)、Haji Ismail Hossain Public School(幼稚園~6年生、165人)、Zobaida Aziz Model School(幼稚園~10年生、421人)3校です。

 バングラデシュでは、経済的に貧しい家庭も多く、また食事は具の少ないカレーが主食のために必要栄養素を全て摂取するのが難しく、特に成長期の子供たちの栄養不足が深刻な問題となっています。当社の所在するマイメイシンは、バングラデシュの首都ダッカの北部60kmに位置し、多くの外資系企業の縫製工場が立ち並ぶエリアです。従業員の約4割は女性で、工場の勤務は朝8時からのため家を出る時間も早く、多くの子供たちは学校に給食がないにもかかわらず、お弁当を持たずに学校に行きます。

 TMBD社では、従業員だけでなくその家族や地域社会のことも考えることが企業の社会的責任と考えており、これまでも工場近隣の学校に文房具や毛布などを寄付してきました。子供たちの栄養不足や発育不全についても以前から問題視しており、何かできないか模索していたところ(株)ユーグレナがバングラデシュで展開する「ユーグレナGENKIプログラム」を知り、進東社長が同社バングラデシュ事務所に協力を要請して配布を開始することになりました。クッキーはTMBD社が一部費用を負担し、当社から地元3校に届けています。

 「ユーグレナGENKIプログラム」は、2014年4月に開始以来、豊富な栄養素を持つユーグレナ入りクッキーをバングラデシュの子供たちに無償で配布しています。ユーグレナは豊富な栄養素をバランスよく持つため、配布する1食分のクッキーは6枚ですが、ビタミンやミネラルなど59種類の栄養素が含まれており、この1食でバングラデシュの子供たちに特に不足している栄養素1日分を提供することができます。

 バングラデシュの将来を担う子供たちが、給食でユーグレナクッキーを継続して食べることにより健康状態が改善し、心身共に成長することを期待しています。そしてその保護者である当社従業員たちが安心して当社で働き続けてくれるようになればうれしいです。

配布されたクッキーを食べるKashor Bidda Niketon校の6年生の皆さん

配布されたクッキーを食べるKashor Bidda Niketon校の6年生の皆さん

配布されたクッキーを食べるHaji Ismail Hossain Public school校のプレクラスの皆さん

配布されたクッキーを食べるHaji Ismail Hossain Public school校のプレクラスの皆さん