初の全管理職向けワークショップを開催

facebookでシェアする twitterでシェアする Linkedinでシェアする

2019.09.12

Euro Advanced Carbon Fiber Composites社(EACC社)

 7月19~20日、EACC社近くのシュツットガルト(ドイツ)にあるホテルで、EACC社の全管理職を対象としたワークショップが初めて開催されました。このワークショップの主な目的は、今後2年間のEACC社のビジネスチャンスと課題を特定し、当社の短期および中期目標を導き出し整理することでした。
 今回の会合は、ドイツ人社員と日本人社員の全管理職が初めて一堂に会する場であったこともあり、外部の経験豊富な講師を迎え、異文化間の感じ方の違いやコミュニケーションにも特別な注意を払いました。また、Toray Industries Europe社(TEU社)の沓澤人事部長がオブザーバーとして出席しました。
 出身部門や文化も異なる管理職たちは、改善が必要な領域を定義し、目標を特定しました。そして、特定した目標に優先順位をつけた上で種類別に整理し、次に管理職全員で合意が得られた目標に関する社内での責任を定義しました。次のステップとしては、今後3カ月以内に社内のHRビジネスパートナー(*1)の協力も得て、今回の会議の結果を次回の予算編成に活用すると共に、社員たちにも伝えることになっています。
 1日半に及ぶ活発な議論とチーム演習を終え、全参加者が今回のミーティングの内容と結果を肯定的に評価しました。吉山社長は、「出身や部門を超えて行われた今回の建設的な話し合いと全参加者のモチベーションを高く評価すると共に、全ての管理職とHRビジネスパートナーに対して、今後も引き続きこの方法でEACC社の業務を遂行していってほしい」と述べました。

*1.HRビジネスパートナー:組織目標をきめ細やかにサポートする人事戦略を開発するために、組織の幹部と緊密に連携を担当する人事メンバー。

EACC社の全管理職が積極的に議論に参加しました

EACC社の全管理職が積極的に議論に参加しました

参加者全員の貢献について感謝の意を表する吉山社長(左奥)

参加者全員の貢献について感謝の意を表する吉山社長(左奥)