奨学生証書授与式を開催

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2019.07.12

韓国東レ科学振興財団 (KTSF)

 2月28日、KTSFは、Toray Advanced Materials Korea社(TAK社)のソウル本社にて韓国東レ奨学生の証書授与式を開催し、韓国全土からKTSFの2019年度第1学期(3月~6月)の奨学生に選ばれた理工系大学生15人に奨学生証書を授与しました。
 奨学金は、経済的に学業を続けることが困難な理工系の優秀な学生を支援することを目的として給付されるもので、学業成績などを考慮して選抜された奨学生には、1学期で最大300万ウォンの奨学金が授与されます(支給期間は1学期間で、第1学期(3~6月)・第2学期(9~12月)の学期ごとに奨学生を選抜)。
 当日は、KTSFの事務局長を務めるTAK社の李人事支援本部長から奨学生に対して、今後の活躍への期待と激励の言葉があり、一人一人に奨学生証書が手渡されました。
 2018年1月に公益財団として発足したKTSFは、このような理工系大学生を対象にした奨学金支援の他、化学および素材分野における基礎・応用研究の発展に大いに貢献した研究者を対象に科学技術賞を、今後の研究成果が科学技術の進歩、発展に貢献するところが大きいと考えられる研究プロジェクトには研究費を授与するなど、韓国の科学発展のための事業を展開しています。
 今回、奨学生に選ばれた学生の一人は、「今後いっそう勉学に励み、韓国の科学技術の振興に貢献できるよう頑張ります」と謝辞を述べました。

李本部長(中央)と奨学生の皆さん

李本部長(中央)と奨学生の皆さん