「東レ科学振興会贈呈式」を開催

facebookでシェアする twitterでシェアする Linkedinでシェアする

2019.06.04

東レ科学振興会

 3月14日、「平成30年度東レ科学振興会贈呈式」が、約170人の来賓、関係者を迎えて、日本工業倶楽部(東京都千代田区)において厳粛に執り行われました。式典では文部科学大臣ならびに日本学士院長からご祝辞を頂きました。
 東レ科学技術賞受賞の八島栄次博士(名古屋大学大学院工学研究科教授)および國中均博士(宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所所長)と、文部科学大臣賞をはじめとする東レ理科教育賞受賞の先生方には、賞状とメダルと副賞賞金が、科学技術研究助成の10人には総額1億3,000万円の助成金が贈呈されました。
 東レ科学振興会の日覺会長(東レ社長)は挨拶で、「現在、日本には人口減少・少子高齢化への対応など、社会的な課題が山積しています。資源に乏しいわが国が経済成長を続けていくためには、科学技術イノベーションによって世界をリードし続けることが不可欠です。その意味で、優れた科学技術の成果を生み出すための基礎研究の重要性はますます高まっていると考えます。東レ科学振興会は、これからも、研究の助成事業そして研究者や先生方の顕彰事業を通じ、日本の基礎科学ならびに理科教育の発展・振興に貢献してまいりたいと考えています」と述べました。

日覺会長から賞状を受け取る八島博士(左)と國中博士(右)

日覺会長から賞状を受け取る八島博士(左)と國中博士(右)

贈呈式風景

贈呈式風景

日覺会長、榊選考委員長(前列左から4人目、5人目)と10人の助成金受領者

日覺会長、榊選考委員長(前列左から4人目、5人目)と10人の助成金受領者