東レ株式会社(住所:東京都中央区 代表取締役社長:日覺 昭廣、以下「東レ」)と株式会社JTB(住所:東京都品川区 代表取締役社長:髙橋 広行、以下「JTB」)、株式会社リバネス(住所:東京都新宿区 代表取締役CEO:丸 幸弘、以下「リバネス」)は、小学校3~5年生を対象とした宿泊体験型教室「青空サイエンス教室」を2019年8月1日(木)~8月3日(土)の3日間、山梨県南都留郡富士河口湖町にて開催します。この教室への参加者の募集は2019年4月26日(金)から開始します。今年も公式Facebookページを通じて、4月末の募集開始から8月のイベント終了までの期間を中心に、「青空サイエンス教室」の情報を発信していきます。
「青空サイエンス教室」は、子どもたちが理科を好きになるきっかけの場となることを願い開催するもので、大自然を教材に、楽しみながら自然科学の原理・原則を学んでもらおうというものです。最終日には、学んだことをみんなの前で発表するプレゼンテーションの時間もあり、参加した小学生が一回りも二回りも成長できる夏休みならではの企画です。これまでの「青空サイエンス教室」では、水浄化実験、モデルロケット制作、様々な色に光るレインボーキャンプファイヤーなど、多彩な実験教室プログラムを実施しました。リピーターや過去の参加メンバーの兄弟姉妹による応募も多く、毎年募集定員を超え抽選での参加になるなど大変好評をいただいています。5回目の開催となる今回も、サイエンスの驚きや感動がつまったキャンプになるよう、幅広いプログラムを用意しています。
なお本企画は、JTBが同社の親子で楽しめる自然体験・仕事体験などのホンモノ体験を提供するJTB「旅いく」プログラムの一環として旅行企画・実施するものです。そして、内容の企画を東レが、プログラム監修をリバネスが担当します。
日本ではいわゆる子どもたちの「理科離れ」によって、国内で将来の研究者や技術者が育たず、技術力の低下やものづくりの基盤の弱体化につながっているのではないかという指摘があります。このような状況を受け、東レでは出張授業などの理科教育支援活動に加えて、宿泊体験型のプログラムとして「青空サイエンス教室」を提案し、JTB、リバネスらとともに企画・開催してきました。今年で5回目を迎えるこの教室は年々応募者が増加しており、保護者や子どもたちの理科への関心が薄れていないことが伺われます。
我々は、この取り組みが理科好きの子どもを増やし、ゆくゆくは将来の科学技術発展を担う、次世代の人材育成につながることを願っています。