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2019.04.24
東レ株式会社
東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣)は、埼玉県が推進する日傘普及啓発事業(※1)に賛同し、高い遮光性およびUVカット性を兼ね備えた当社開発素材であるサマーシールド®を使った晴雨兼用折りたたみ傘を埼玉県と共同開発しました。このたび、「埼玉県×サマーシールド®」として、県内の物産観光施設やコンビニエンスストア等の販売協力店舗、および東レ子会社である東洋ビジネスサポート(株)から全国向けの販売を行います(※2)。 サマーシールド®は、優れた遮熱体感効果を実現するラミネート加工ポリエステル織物です。特殊な三層構造によって、遮光率100%、UVカット率99%以上を達成し、一般的な日傘に比べて約4℃以上涼しく体感できることから、日傘だけでなく屋外パラソル、テント、帽子などにも採用され、好評をいただいています。 東レは昨年8月、オーロラ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:若林康雄)と共同で、埼玉県にサマーシールド®を使用した折りたたみ傘70本を提供し、県では、県・市男性職員を対象としたモニター調査を実施しました。暑さ指数(WBGT)や日射量、サーモグラフィー差異などのデータ計測および使い勝手についての意見ヒアリングを行い、このたび、東レおよび埼玉県が共同開発した日傘には、その結果が反映されています(※3)。
昨今の災害級ともいえる猛暑においては、老若男女問わず日差しや紫外線をさえぎる対策が必須であり、女性向けファッションアイテムとしての側面だけではなく、炎天下での外出時に健康を守る道具として、日傘の効果が注目されています。東レは、埼玉県の取り組みに賛同しご協力していくことで、日傘の普及活動を推進し、夏場の快適な活動に貢献していきます。