「欧州幹部研修」「欧州マネジメント研修」を開催

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2019.02.06

欧州東レグループ

 人材育成施策の一環として、Toray Industries Europe社(TEU社)と東レ国際勤労部の共催で、11月に「欧州幹部研修(EUSMS)」を、また12月に「欧州マネジメント研修(EUMS)」を開催しました。

 11月7日~9日、ハンガリーのZoltek Zrt.(Zoltek HU社)で「第5回欧州幹部研修(EUSMS)」を開催し、欧州東レグループ7社から12人の部長・次長層が参加しました。Zoltek HU社から研修の開催に際し全面的な支援をいただき、素晴らしい環境で研修を開催することができました。
 初日には、開講挨拶として、加藤在ヨーロッパ東レ代表が世界における東レのビジネス展開、欧州におけるビジネス展開の説明を行い、また幹部への期待を述べられた後、東レの法令遵守・コンプライアンスについての取り組み(Mission B.E.A.R)や、中期経営課題“プロジェクト AP-G 2019”の詳細などについて学びました。2日目にはグローバル企業経営のセッションを行い、受講者は異文化マネジメントについて学ぶとともに、新たに得た知識をどのように自社で活用していくかを検討しました。
 最終日には、“プロジェクト AP-G 2019”の3つの基本戦略を達成するための幹部社員の役割について討議を行いました。幹部社員として、東レの企業理念の下、経営課題を達成するためにどのような取り組みが必要かを議論し、発表を行いました。

 12月5日~7日、ドイツのフランクフルトで「第14回欧州マネジメント研修(EUMS)」を開催し、欧州東レグループの6カ国7社から15人の課長層が参加しました。
 初日は、まず開講挨拶として、加藤在ヨーロッパ東レ代表が世界やヨーロッパにおける東レの事業展開、マネージャーへの期待を述べられた後、Toray Textiles Europe社(TTEL社)のStephens社長からTTEL社の苦難の歴史・会社一丸となり黒字化を果たした取り組みについて講話をいただきました。初日の午後から2日目に掛けて、組織マネジメントのワークショップを行いました。効果的・効率的な組織運営やリーダーシップ、異文化間コミュニケーションなどについて、受講者はさまざまな演習を通して熱心に学びました。
 最終日は、コスト管理の基礎についてDelta-Tech社の伊藤部長にご講話をいただき、その後“プロジェクト AP-G 2019”の詳細、グローバルHRマネジメントについて学びました。
最後に受講生一人一人から研修で得たこと、その後の自分の仕事にどのように役立てているか発表行い、3日間のプログラムを終えました。

欧州マネジメント研修(EUMS)の受講生
欧州マネジメント研修(EUMS)の受講生


 EUSMSとEUMSの受講者が研修で得た知識・ネットワークをフルに活用し、欧州東レグループのますますの発展のために活躍してくれることを期待しています。