炭素繊維を研究する開成中学校の学生取材を受け入れました

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2017.09.15

東レ株式会社

 30年後の自分、日本、世界をイメージして研究テーマを決め、グループごとに取材をした上でレポートを作成する課題に取り組んでいるそうで、「炭素繊維の構造材料としての産業への応用についてお聞きしたい」という中学2年生からの依頼を受け、ACM技術部の黒木主席が対応しました。

 黒木主席は、炭素繊維の特徴や製造方法、用途など、スライドを使って説明し、ゴルフクラブや自転車なども実際に触ってもらいながら丁寧に解説を加えました。
 炭素繊維は強いという説明に対し「それは引っ張り強度のことですか?」と聞くなど、生徒たちが事前にしっかり調べてきていたことに感心していました。

 彼らは「炭素繊維の欠陥を、どのようになくして、強度を上げていったのですか?」「CFRPに関する課題は何ですか?」「未来ではどのような分野に応用されようとしているのですか?」など、限られた時間を有効に使って最後まで質問をして、一言も聞き漏らさないという態度でノートにびっしりメモを取っていました。

 完成させたレポートは後日送っていただけるそうで、「炭素繊維に興味を持ってもらいうれしかったです」と黒木主席は話していました。