11月22日と25日、神奈川県横浜市立永田台小学校4年生2クラス74人を対象に、トレビーノ販売部、地球環境事業戦略推進室、CSR推進室が「水」をテーマとした連携授業を実施しました。
これは、横浜市が今年度スタートさせたキャリア教育「はまっ子未来カンパニープロジェクト」の一環として行われたものです。永田台小学校は、ESD(持続可能な開発のための教育)に力を入れており、昨年度「第6回ESD大賞(小学校賞)」を受賞しています。
子供たちにとって「当たり前の水」が、どのようにして安全に飲めているのか、世界の水問題や日本の技術についても理解を深め、自分たちの今の生活をどうしていかなければいけないのかを考えてもらうことを目指し、先生と一緒にプログラムづくりを行い、授業も協同で進めました。
1時間目は「自分たちが飲んでいる水をさらにおいしくするための技術や工夫を知ろう」をテーマに、子供たちに水道水と浄水器の水を飲み比べてもらった他、トレビーノ販売部の青柳課長が、水が学校や家庭に届くまでの流れ、浄水器の役割について説明をしました。
2時間目は「水をきれいにする方法にはどんなものがあるだろう」をテーマに子供たちがグループディスカッションを行い、それぞれの考えをまとめ、クラスで共有しました。
3時間目にはCSR推進室の金森主部が「飲めない水を飲めるようにするために」をテーマに中空糸膜のろ過実験を交えながら、東レの技術・事例を紹介しました。
永田台小学校は、毎年「エコプロダクツ展」に出展しており、12月8~10日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「エコプロ2016~環境とエネルギーの未来展」では、今回の授業の後に子供たちの考え方や普段の生活にどのような変容があったかなどについて、子供たち自らが展示発表していました。