「日本の技術はすごい」タイの大学生の研修を受け入れ

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2016.12.12

東レ株式会社

 10月18日、バンコク(タイ)にある泰日工業大学(TNI)の工学部、情報技術学部、経営学部の大学2~4年生と教員の計15人が、来日研修で東レ本社を訪れました。

 この研修は一般社団法人 日・タイ経済協力協会が国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の「さくらサイエンスプラン」(*1)に応募採択され実施したもので、同協会から依頼があり受け入れました。日本の自然災害に対する高度な技術と取り組みについて学ぶことで、当分野に関心を持つ学生が、今後タイ国内で防災対策・技術の普及を図っていくことを目的とした研修です。

 講師は、タイへの赴任経験のある中国・四国支店の武田主部が務め、タイ語を交えながら、水処理膜や炭素繊維複合材料による構造物の補強など、テーマに関わりのある当社の技術について、サンプルなども使いながら紹介をしました。

 参加した大学生からは「日本の技術はすごい」「防災にどのように役立っているかよくわかった」「ろ過実験でジュースを使ったときは、色素が抜け透明な液体になったが味が残っているというのが面白かった」という感想がありました。

*1.さくらサイエンスプラン:この活動は、JSTの平成28年度日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)の支援を受けて実施しています。アジア地域35の国・地域を対象とし、日本の最先端の科学技術に興味・関心・理解を促し、アジア地域と日本の科学技術の発展に貢献する人材を育成することが目的で、対象は来日経験がない40歳以下の青少年。