10月31日と11月1日、福井県福井市社(やしろ)中学校の1年生5クラス132人を対象に、北陸支店の田中主部が理科の出張授業プログラム「水の中の粒子について考えよう」を行いました。
生徒たちは「実験は予想と結果が違ったし、教えてもらったことは知らないことだらけで、特に飛行機が繊維でできていることに驚いた」「理科をさらに好きになった」「世界の水不足について知り、将来は人を助ける人になりたいと思った」など、それぞれに感じたことを感想に書いていました。
担当の先生からは「新技術が生活を豊かにしている点に触れた授業であったところが良かったです」「器具を用いての実験を、生徒がとても楽しそうに取り組んでおり、粒子概念について考えさせる良い機会となりました」と評価をいただき、また、いくつかの貴重なアドバイスもいただきました。
同校で授業をするのは今回初めてで、「東レの最先端技術と理科の結び付きについて生徒に伝えたいと思います。福井は繊維についてもなじみのあるところですので、炭素繊維の取り組みについても話をしていただきたいです」と要請をいただき、北陸支店が対応したものです。
講師を務めた田中主部は 「中学生に接することはとても新鮮で、また当社が社会貢献に通ずる企業であることをあらためて認識し、自分の仕事に誇りが持てました」と話していました。
当日は福井市教育委員会の参観があり、また、地元の福井新聞から取材を受け、翌日の朝刊に記事が掲載されるなど、企業の教育支援活動への関心の高さを感じました。