連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ

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2016.10.05

東レ株式会社

 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣)は、当社100%出資の連結子会社で、リチウムイオン二次電池(LIB)用セパレータの生産・販売事業を行っている東レバッテリーセパレータフィルム株式会社(以下「東レBSF」)を、2017年4月1日を効力発生日として吸収合併する方針について決定しましたので、お知らせします。
 なお、本合併は、完全子会社を対象とする簡易吸収合併であるため、開示事項・内容を一部省略して開示しています。

1. 合併の目的
 LIB市場では、従来の民生用電子機器用途に加えて車載用途の急速な量的拡大が見込まれるなど、事業環境が大きく変化しており、LIB用セパレータにおいても成長や機能の高度化への迅速な対応力が、一層重要になってきています。当社はこうした認識に立って、今後とも適切にLIB用セパレータ事業の拡大に対応するための体制基盤強化を目的として、東レBSFを吸収合併することとしました。LIB用セパレータ事業は、東レが持続可能な循環型社会への転換に向けて強く推進する「グリーンイノベーション事業拡大プロジェクト」の重点事業の1つであり、他の新エネルギー関連事業ともども、今後東レグループの総力を結集して技術開発、事業拡大を進めて参ります。
 
2. 合併の要旨
(1) 合併の日程
合併契約承認決定日 2016年12月19日(予定)
合併契約締結日 2016年12月19日(予定)
合併期日(効力発生日) 2017年 4月 1日(予定)
(注) 本合併は当社においては会社法第796条第2項に定める簡易合併であり、東レBSFにおいては会社法第784条第1項に定める略式合併であるため、それぞれ合併契約承認に関する株主総会は開催しません。
 
(2) 合併の方式
 当社を存続会社とする吸収合併方式で、東レBSFは解散します
 
(3) 合併に係る割当ての内容
 当社は東レBSFの発行済株式のすべてを所有しているため、本合併に際して、株式その他金銭等の交付および割当ては行いません。
 
(4) 消滅会社の新株予約権および新株予約権付社債に関する取扱い
 該当事項はありません。
3. 合併当事会社の概要
存続会社 消滅会社
(1)商号 東レ株式会社 東レバッテリーセパレータフィルム株式会社
(2)所在地 東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号 栃木県那須塩原市井口1190番13
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 日覺 昭廣 代表取締役社長 井上 治
(4)事業内容 繊維、プラスチック・ケミカル製品等の製造および販売 合成樹脂フィルムの製造、加工および販売
(5)資本金 147,873百万円 301百万円
(6)設立年月日 1926年1月12日 2007年11月1日
(7)主な株主及び持株比率 日本マスタートラスト銀行(株)(信託口):7.3% 他
(2016年3月31日現在)
東レ株式会社:100%
(2016年9月30日現在)
 
4. 合併後の状況
 本合併による当社の商号、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金および決算期についての変更はありません。
 
 
5. 今後の見通し
 本合併は当社100%出資の連結子会社との合併であるため、連結業績に与える影響は軽微です。

以 上