韓国・環境部長官が亀尾事業場に来場

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2016.06.20

【韓国】Toray Chemical Korea社(TCK社)

 韓国の環境部(日本の環境省に相当)の尹成奎長官と大邱地方環境庁長など4人が、TCK社が保有する韓国国内最高の水処理膜生産技術を見学するため、4月15日に亀尾事業場を訪問されました。
 まず本館大会議室にて、任代表取締役COOや文事業場長などが参加する中、東レグループの事業分野と韓国内の現状、そしてTCK社についての説明を行いました。続いてフィルター工場を訪問され、尹長官は膜製造工程を視察しながらコーティングや加工に関するさまざまな質問をされるなど、当社のフィルター生産技術に高い関心を示されました。
 見学後、尹長官は環境部が世界規模の水不足問題の解決策として水処理膜および水処理産業の育成に重点を置いていると述べられ、TCK社には、優れたエネルギー効率と優秀な品質を持つ製品の生産のための研究開発を行うと同時に海外市場開拓にも力を注いでほしいと話されました。
 これに対し任代表取締役COOは、韓国の水処理ビジネスが国際競争力を持つためにも、韓国政府の水処理事業および水処理素材技術に対する積極的な関心と支援を要請しました。