全国農業協同組合連合会(本所:東京都千代田区、代表理事理事長:成清一臣、以下「JA全農」)と東レ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は農家の安全で快適な農作業に貢献するため、新たな農業用防護服「カッパ天国®エース」を製品化することを決定しましたのでご連絡いたします。
JA全農と東レのタイアップが実現したのは、JA全農の「農作業者の農薬散布時の安全性や快適性を追求したい」という考え方と、東レの「高機能な先端素材を活用した製品開発を通じて、より良い社会の実現に貢献していく」という方針が一致したためです。農業用途の防護服の製品化にあたっては、農家による試着アンケートを実施し、その要望を反映するなど、平成26年より検討を重ねて参りました。
東レは平成28年2月23日に、素材から製品まで全てを東レグループで手がけるディスポーザブル型防護服の総合ブランド「LIVMOA™(リブモア)」を発表しました。
「LIVMOA™(リブモア)」は、汗による蒸れなどの問題を改善した新しい防護服で、現在、高通気タイプ、防水透湿タイプの2タイプがあります。
「LIVMOA™(リブモア)」防水透湿タイプをベースに製品化された「カッパ天国®エース」は、防水透湿フィルムとポリプロピレン不織布の3層構造生地を使用しており、防水性、透湿性に優れ、快適に農作業が出来る防護服です。農薬散布用途や雨天時の農作業だけでなく、農作業以外の日常の作業、汚れ作業等、幅広い用途でご使用いただけます。
「カッパ天国®エース」は平成28年4月よりJA全農から販売を開始いたします。
JA全農と東レは農業分野における作業者の安全や快適性の実現へ貢献して参ります。