大阪府泉南市で「体験型砂栽培プラント」開園セレモニーを開催

東レ建設株式会社

　大阪府泉南市にこのたび「体験型砂栽培プラント」が完成し、2月24日に開園セレモニーが開催されました。当日は、泉南市長、泉南市議会議長、泉南市農業委員会会長をはじめ市内農家の方々など約60人が出席しました。
　泉南市では産官学連携により、それぞれの知識、経験、ネットワークおよび財源を活用した事業展開を図り、より効果の高い地方創生事業を推進しています。同市が実施する地方創生事業「産官学連携まち・海・里山活性化推進事業」の一つ「砂栽培プラント展示事業」において、東レ建設は同市と連携して整備を進めてきました。
　東レ建設が提案する高床式砂栽培農業施設「トレファーム」は、農作業の重労働性の低減が図られ、「省力化」「効率化」農業の展開が可能となります。25m×5mのビニールハウスの中には自動灌水設備の備わった10台の高床式砂栽培ベッドがあり、事前予約をすればどなたでも見学可能です。
　 「体験型砂栽培プラント」は、泉南市において農家・企業に砂栽培の見学・体験機会を設け、農業の次世代「担い手」を確保し、耕作放棄地の抑制などによる秩序ある農的土地利用、将来世代のための農業生産基盤の維持、周辺市街地に向けた地場産作物の安定供給の維持・強化が期待されます。
　東レ建設は、日本を取り巻く喫緊の課題、とりわけ「農業」「福祉(高齢者・障がい者)」「省力化」「効率化」のテーマに対し、異分野の企業・大学・福祉関連団体とも連携し、新たな農業のカタチを提案し、経済の一層の活性化、雇用の拡大にお役に立てるものと確信しています。