鎌倉市の中学校で出張授業を実施

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2016.01.12

東レ株式会社

 10月22日に企業と学校の交流およびキャリア教育を図る「読売教育ネットワーク」の一環として、企業5社(当社以外に、日産自動車㈱、㈱ジェイティービー、㈱三菱東京UFJ銀行、大和証券㈱ )が一堂に会し神奈川県鎌倉市立大船中学校の3年生を対象に、出張授業が行われました。
 当社からは、医薬研究所の森山研究員が講師を務め、「先端材料と地球環境問題とのかかわり」をテーマに理科実験を交えながら、世界の水不足問題、地球温暖化問題について講義し、企業の役割を伝えました。授業の後半では、医薬研究所で研究開発された薬に関する話題や、講師自身の海外留学や仕事で大切にしていることなどキャリアに関する講義をしました。
 授業が進むにつれて生徒たちの雰囲気が和らぎ、熱心に話を聞いてメモを取ったり、講師からの質問に積極的に答えたりしている様子が印象的でした。授業後に、「先端材料の説明はとっても面白かったです。実験(色水のろ過実験)で試したとき、びっくりしました」「これからの進路決めとか将来の仕事についても生かせるものがたくさん聞けて良かったです」「研究職の人がどんな仕事をしているか分かりました。面白そうだと思いました」「東レは薬や繊維を作っている会社というのも分かりました」といった感想が寄せられました。
 今回講師を務めた森山研究員は、「授業前は先端材料の説明やキャリアに対するメッセージが伝わるか不安でしたが、多くの生徒からたくさんの感想が返ってきて、きちんと理解してもらえたことが分かりうれしかったです」と感想を述べていました。
 今後も出張授業を通して地域からの要請に応え、地域貢献を進めていきたいと思います。