フィリピンへ災害対策用小型造水機“トレスキュー®”を寄贈

facebookでシェアする twitterでシェアする Linkedinでシェアする

2013.12.05

東レ株式会社

 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は、この度NGO団体を通じ、今年11月に大型台風の被害を受けたフィリピンに向けて、当社グループで製造・販売している災害対策用小型造水機“トレスキュー®”を2台(1千万円相当)寄贈することとしました。
 災害対策用小型造水機“トレスキュー®”は、緊急災害時の飲料水確保、水需要に応えるための、緊急対策用可搬式小型装置で、現在は東レ子会社の水道機工株式会社(本社:東京都世田谷区)が製造・販売を行っています。海水淡水化などで多くの実績を持つ東レの逆浸透(RO)膜を用いており、あらゆる水源から不純物を除去して安全性の高い水を作り出すことが可能です。
 今回、以前から“トレスキュー®” に関心があり、現在フィリピンの被災地で緊急救援を行っている国際NGO特定非営利活動法人OPERATION BLESSING JAPAN(オペレーション ブレッシング ジャパン)からの提供依頼を受け、現在も充分な水を得られない方々のために寄贈を決定しました。近日“トレスキュー®”は現地に送られ、同団体がOPERATION BLESSING FOUNDATION PHILIPPINES, INC.との連携により、運用し役立てられます。
 東レは、今後とも、長期経営ビジョン“AP- Growth TORAY 2020”の下、地球環境問題や資源・エネルギー問題の解決に貢献できる事業(グリーンイノベーション事業)の拡大に注力し、CSR(企業の社会的責任)を経営の根幹に据え、高い存在価値のある企業グループであり続けるよう、取り組んでまいります。


以上