菅公学生服株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:尾﨑 茂、以下「菅公学生服」)と東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は、この度、東レが製造する植物由来ポリエステル繊維“エコディア®PET”(*1) を使用した体育着を、学販衣料業界で初めて開発しました。全国の小・中・高生向けに、2014年4月から、菅公学生服が販売を開始します。販売計画は初年度体育着上下・ハーフパンツ9万点で売上規模は2億5000万円、3年後はシャツを含めた60万点を予定しており、売上規模は15億円を目指します。
今回使用する“エコディア®PET”は、通常の石油由来テレフタル酸とサトウキビなどを原料とする植物由来エチレングリコールを重合・溶融紡糸した植物度約30%のポリエステル繊維です。本年 4月から適用開始されているグリーン購入法(*2) のBIO-PET(バイオ ペット)基準(*3) に適合した体育着を以下のように業界初で開発しました。
なお、東レは2011年に世界で初めて、全て植物由来の原料を用いた「完全バイオマス原料由来ポリエステル繊維」の試作に成功するなど研究・技術開発を進めています。