インドネシア事業40周年について

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2013.03.19

東レ株式会社

 東レ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:日覺昭廣、以下「東レ」)のインドネシア共和国における事業が、40周年を迎えました。
 3月18日に、首都ジャカルタ、シャングリラホテルにおいて記念式典および記念展示会を開催いたしました。式典では、ソフィアン経営者協会会長、鹿取在インドネシア日本大使をはじめとするご来賓の方々を弊社の会長、社長らがお迎えし、これまでの事業展開への感謝を伝えるとともに、今後の事業拡大および同国への貢献について申し述べました。来場者数は約500人となりました。

 インドネシアにおいて東レは、1972年にポリエステル/綿(T/C)混織物のCentury Textile Industry (CENTEX)、ポリエステル/レーヨン(T/R)混織物のIndonesia Synthetic Textile Mills (ISTEM)の操業を開始しました。ナイロン長繊維、ポリエステル長・短繊維のIndonesia Toray Synthetics(ITS)、アクリル紡績のAcryl Textile Mills (ACTEM)、T/C混織物のEasterntex (ETX)が相次いで誕生し、同国内の内需と強いコスト競争力を背景に輸出市場を拡大し、大きく成長してまいりました。
  1996年に商事会社Toray International Indonesia (TIIN)、2002年にインドネシア東レグループの事業統括会社Toray Industries Indonesia (TIN)が、2011年には高機能ポリプロピレン長繊維不織布のToray Polytech Jakarta (TPJ)が設立されました。本年はITSにおいて、ナイロン及びPBTの樹脂コンパウンド設備を稼動させます。
 一方で、東レは1993年にインドネシア東レ科学振興財団(ITSF)を設立し、インドネシアでの科学技術振興に貢献してきました。科学技術は国家の発展に必須であり、ITSFは自然科学分野における様々なプロジェクトへの支援、表彰を行ってまいりました。

 東レグループは、2011年からスタートした中期経営課題“プロジェクトAP-G 2013”において、持続的に事業収益拡大を実現する企業グループへの転換を目指し、今後大きな経済成長が見込まれるアジアやその他地域の新興国の成長を取り込む「アジア・新興国事業拡大(AE)プロジェクト」に取り組んでいます。
 中でも急速に発展するアセアン地域とインドネシアと共に事業を拡大してまいります。既存の繊維事業に加え、樹脂、フィルム、水処理、医薬・医療などについても積極的に展開を進めます。
 
 

以上