このたび、V・プレミアリーグに所属する東レアローズ女子バレーボール部の中心選手であり、全日本チームでも活躍中の木村沙織(きむら さおり)選手が、トルコ1部リーグ所属の「ワクフバンク・スポーツクラブ」(Vakifbank Sports Club、トルコ共和国イスタンブール県)と移籍について基本合意し、仮契約を締結しました。
この度の移籍は、ワクフバンク・スポーツクラブからのオファーを受けた木村選手が自身のバレーボール選手としての成長と更なる飛躍のために、世界トップクラスのリーグでプレーしたいという強い希望を持ったことから実現したものです。東レは、日本を代表するプレーヤーである木村選手の高い志を真摯に受け止め理解し、今回の移籍を応援することといたしました。
木村選手は、今年の9月末に東レを退社し、10月から開幕するトルコリーグのシーズンにあわせて、ワクフバンク・スポーツクラブに合流する予定です。
木村選手は、2005年4月に東レアローズ女子バレーボール部に入部し、4度のV・プレミア リーグ優勝などに多大な貢献をしました。また全日本チームにおいてもアテネオリンピックと北京オリンピック、ロンドンオリンピックに出場するなど、大きな功績を残しています。
ワクフバンク・スポーツクラブは1986年に創設され、現在トルコリーグ1部に在籍するチームで、2010年の欧州チャンピョンズリーグでの優勝をはじめ、トルコリーグで過去6回優勝するなど、トルコリーグを代表するチームです。またチームには、2005年から2006年まで東レアローズでプレーしたイェレナ・ニコリッチ選手をはじめ、世界トップクラスの選手が在籍しています。
東レは、木村選手がワクフバンク・スポーツクラブへの移籍により、世界のバレーボール界で活躍することを期待します。
東レアローズ男女バレーボール部は、今後も日本バレーボール界の発展と健全な青少年育成への貢献に向けて、さらに進化して参りますので、今後とも暖かいご支援のほどよろしくお願い申し上げます。