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岡田直樹選手、志賀巧選手、福田将選手が勇退しました。

岡田直樹選手、志賀巧選手、福田将選手が勇退しました。
長きにわたりご声援いただきありがとうございました。
各選手からのコメントをご覧下さい。

岡田直樹選手岡田直樹選手

いつも東レ滋賀ボート部を応援くださり、ありがとうございます。

私が入社した2020年度はコロナ禍で先行きが見えない不安の中、世の中がアスリートに求めるものが大きく変化したタイミングだったと思います。色々なことに気を付けながら活動していても、時には厳しいご意見を頂くこともありました。それでも活動を続けていくことを支援し、変わらぬ声援を届けてくださった会社・職場の皆様には感謝の念にやみません。本当にありがとうございました。

私が入社してすぐにチームの全体ミーティングで先輩がおっしゃっていた「東レ滋賀ボート部は日本一のチーム。文字通り日本一の集団、みんなが何かで日本一なんだ」というフレーズに感動したことを、まるで昨日のことのように覚えています。もちろん、「日本一パワフルな選手」や「日本一テクニカルな選手」であれたら競技者として良かったのかもしれませんが、正直そこまでの選手ではなかった私が自分なりに見出した目標は「日本一のムードメーカー」でした。非力でも、ヘタクソでも、あきらめずにひたむきに漕ぐ姿が、私がかけるポジティブな言葉が、クルーのみんなのモチベーションアップにつながると信じて、そんな思いで6シーズン頑張ってきたつもりです。なかなか結果が伴わず、決して順風満帆とは言えない競技生活でしたが、この経験が今後の人生で活きることを確信しています。

これからは社業に専念することになりますが、世界は違えど、ボート部で培ったマインドで仕事と向き合っていきたいと思います。まずは、今お世話になっている部署を日本一の職場にするべく、引き続き「日本一のムードメーカー」をめざして業務に励んでまいります。

これからも東レ滋賀ボート部をよろしくお願いいたします。


志賀巧選手志賀巧選手

この度、10月の滋賀国スポ大会をもちまして、8シーズンの競技生活に区切りをつけ、引退することとなりました。

2018年に入社して以来、「全日本選手権エイト優勝」という大きな目標を胸に、日々の練習とレースに打ち込んできました。
残念ながらその夢を叶えることはできませんでしたが、仲間とともに日本一を目指し、限界まで挑戦を続けた時間は、何ものにも代え難い財産です。

この8シーズン、仕事と競技を両立しながら活動できたのは、職場の皆様をはじめ、スタッフの方々、そして日頃から応援してくださった多くの方々のご理解とご支援のおかげです。心より感謝申し上げます。

これからは、これまで競技のために支えていただいた分、仕事を通じて会社に恩返ししていくとともに、OBとして後輩たちの挑戦を応援していきたいと思います。
8シーズン、本当にありがとうございました。

今後とも、東レ滋賀ボート部への変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。


福田将選手福田将選手

日頃より東レ滋賀ボート部に温かいご理解とご声援を賜り、誠にありがとうございます。
2025年シーズンをもちまして現役を引退することとなりました。

2019年の入社以来、7シーズンにわたり競技に打ち込んでまいりました。その間、主将として3シーズン、また日本代表としても3シーズン活動させていただきました。思うような結果が出せず悔しい思いをすることも多くありましたが、何度か味わうことができた優勝の瞬間は、私にとってかけがえのない財産です。どのチームよりも早くゴールを切り、ガッツポーズをするあの瞬間の喜びは、今でも鮮明に心に残っています。

これまで競技に真剣に向き合うことができたのは、共に切磋琢磨したチームメイトやライバル、支えてくださったスタッフの皆様、そして何よりも、常に温かいご声援を送ってくださった会社の皆様のおかげです。地元・滋賀でのレースはもちろん、関東や海外でのレースにも多くの方々が応援に駆けつけてくださり、会社に戻れば「お疲れ様」と声をかけていただける――そんな温かい環境の中で競技に打ち込めたことは、私の人生において大きな幸せでした。この場をお借りして、改めて心よりお礼申し上げます。

在籍中に、東レ滋賀ボート部の悲願である「全日本エイト優勝」を果たすことができなかったことは唯一の心残りですが、この目標は後輩たちに託し、今後は一人のOBとしてチームを支えてまいりたいと思います。

これまで本当にありがとうございました。今後とも、東レ滋賀ボート部への変わらぬご声援をよろしくお願い申し上げます。