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「Henley Royal Regatta(英国)」へ参戦

 6月28日(水)~7月2日(日)にイギリスで開催された「Henley Royal Regatta」へ社会人チーム4チームの混成クルーとして参加してきました。

 この「Henley Royal Regatta」は1839年から開催されている非常に伝統のある大会で、オックスフォード大学とケンブリッジ大学との対抗戦などボートの非常に盛んなイギリスではテニスのウィンブルドン、ゴルフの全英オープンと並ぶ夏の社交界・スポーツ界のイベントとしてイギリス国内では非常に注目度の高い大会であり、通常のボート競技と異なり、1対1でレースを行ない、勝利したチームのみが次戦に進出できるトーナメント方式の大会となっているのも大きな特徴と言えます。
 またドイツ、イタリア、オーストラリアといった海外からの参加も多く、これまでいくつかのチームが日本からも参戦しておりますが、社会人チームの混成クルーとして参加するのは初めての試みであり、若手選手を中心にクルーを編成し、今回は「Thames Challenge Cup」というクラブチームのカテゴリーにエイトで出場しました。

 まず一回戦では地元イギリスのクラブチーム「VESTA Rowing Club」と対戦し、前半からリードを広げ大差で退けたものの、続く二回戦ではドイツの「RTHC Bayer Leverkusen」に後半逆転を許し2/3艇身で惜敗、ベスト16で大会を終えました。

 今回は貴重な海外でのレース経験、そして伝統あるボート大会に出場でき、参加した選手にとっては非常に有意義であったとともに、今後のトレーニングへはたくさんの刺激を受けた遠征となりました。
 ボートシーズンも中盤を迎え、今後は国体、全日本選手権と大きな大会が続きますが、この経験をチームで共有し、最高のシーズンとなるよう取り組んで行きたいと思います。

一回戦後、対戦相手VESTA Rowing Clubのメンバーと(前列右から3番目が石田選手、後列右から5番目が吉田選手)
一回戦後、対戦相手VESTA Rowing Clubのメンバーと
(前列右から3番目が石田選手、後列右から5番目が吉田選手)

レースの様子(右から5番目が石田選手、6番目が吉田選手)
レースの様子(右から5番目が石田選手、6番目が吉田選手)

レースの様子