2021年1月15日
東レ株式会社

アイソレーションガウン供給に対して経済産業省から感謝状が授与されました

 東レはこのたび、日本政府の要請に基づく医療用ガウン納入に対して、12月21日に経済産業省から、「新型コロナウイルス感染症の流行に際し、医療物資の増産に取り組み、需要の改善を通じて国民生活の安定に大きく貢献した」として感謝状が授与されました。
 東レグループでは、新型コロナウイルス感染拡大による医療用ガウンの国内需要逼迫(ひっぱく)を受けた日本政府からの要請に基づき、昨年5月に不織布を使用したディスポーザブル(使い捨て)の医療用ガウン「アイソレーションガウン」の厚生労働省への納入を決定しました。必要な数量を短期間で確実に現場へ届けることを目的に、東レグループが有する日本国内のサプライチェーンを最大限に駆使して、今年3月までに合計1,010万着を生産し、納入する計画です。
 なお、三井グループ各社が支援している社会福祉法人三井記念病院(東京都千代田区)へも12月にアイソレーションガウン1,000着を寄贈しています。
 アイソレーションガウンとは、医療現場で幅広く着用されている着衣で、手術以外の施術、簡易的な処置、面会者・患者用などに使用される、羽織るタイプのひざ丈の医療用ガウンです。
 東レグループは、企業理念である「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」に基づき、社会貢献を企業の目的の最優先事項として事業に取り組んでまいりました。今後も、今般の新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府の策定する行動計画に基づき、必要な対策を実行するとともに、早期の終息およびその後の社会と経済の発展に力を尽くしていく所存です。

梶山経済産業相大臣名の感謝状

アイソレーションガウン